本部長代理の清水満さんによると、劇場で違法に録音した日本語吹き替え版の音声を、ネットで流されている吹き替えなしの外国映画につける行為もあるという。なぜ、危険を冒してまでこうした違法行為をするのかというと、「ネット上に公開することで、自己顕示欲を満たしたり優越感に浸りたいからです」(清水さん)。
スマートフォンなどの発達により、誰でも気軽に録画や録音ができる時代。盗撮や違法アップロードの危険性がますます高まっているのでは…。「日本人は規範意識が高いので、厳罰化でますますその可能性は低くなったのではないか」と村上さん。さらに「違法な映像をアップロードすることは自殺行為ということを分かってほしい」と力を込めた。(WEB編集チーム 伊藤徳裕)