衝撃事件の核心

生活保護費2億6000万円着服に使われた課内の「印鑑550本」の異様…弁護士「職場は異常な雰囲気だった」、公費不正の闇

2億6千万円以外も?

 宮本被告の2億6千万円の着服については、保護費の支給額を決定する電算システムの業務と経理事務を宮本被告が兼務していたときのもので、本来の経理担当者が産休のときだった。平成13(2001)年から生活保護所管課に在籍していた宮本被告は、この経理担当者が最初の産休をとった17、18年度にも不正支出を行っていた疑いがあり、被害総額はさらに大きくなる可能性もある。

 「やった本人が一番悪い。善良な人であればこの制度でも大丈夫だが…」。中間答申後の新倉委員長は記者会見でこう述べた。

 これまでも指摘されているように、宮本被告が電算システムと経理事務を兼ねていたことを新倉委員長は「本件を引き起こした最大の原因」と指摘。その上で「上司のチェック、日頃の点検がまったく行われていないに等しい状況だった」と強調した。

別の不正支出も

 一方、課内での別の不正行為も明らかになった。40代の男性主査が17年9月から23年6月までの間、受給者が窓口に保護費を取りに来なくなったのに、受給者が保護費を受け取ったかのように領収書を偽造するなど、計約268万円の保護費を不正支出していた。約268万円は使われずに課内に保管されており、実質的な損害はなかったが、こちらもずさんな管理態勢が背景にあったとみられ、この領収書偽造にも課内に保管されていた印鑑が使用されていた。

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