中南米の寄生虫症対策に挑む「サムライ」たち(1/4ページ) - イザ!

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中南米の寄生虫症対策に挑む「サムライ」たち

中南米の寄生虫症対策に挑む「サムライ」たち
中南米の寄生虫症対策に挑む「サムライ」たち
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イザ!海外特派員 青年海外協力隊・小谷野翔太〔ニカラグア共和国〕

「オラ!(こんにちは!)」「ケッタウ?(元気?)」「アディオース!(またねー!)」と通りすがった知らない人に元気よく声をかけてくるニカラグア共和国の人々。今日も、ぱさぱさでしょっぱいチーズとフリホーレスという豆、トルティーヤを口に頬張り地方の病院に出張だ。

ある日、職場である県保健事務所(SILAIS)でパソコンをいじっていると突然、「こんにちは!」と水色のユニフォームを着た日本人が現れた。ユニフォームには「Busca Chinches’ Salva Vidas(『サシガメ』探そう、命が助かる)」。JICAの「シャーガス病」対策プロジェクトの専門家、中村さんと吉岡さんだ。

シャーガス病は中南米原産の寄生虫症。特有の国以外(Non-endemic countries)にも輸血感染などで 感染が広がっている。吸血性のカメムシの一種「サシガメ」を介して感染後、発熱などの症状は比較的すぐに治まるが、10年~20年という長い潜伏期間を経て心臓疾患や消化器肥大を起こし、死に至ることもある。この地域だけで推定750万人以上の感染者が存在するというから、重大な問題だ。

日本人専門家2人がJICAのプロジェクト車に乗って地方の村々でサシガメの生息状況、患者の状況、殺虫剤散布状況などを確認しに行くというので同行させてもらった。まず、地方の保健センターで状況を確認する…が、こちらが望んでいるデータがそろっていない場合が少なくない。

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