【ビジネスの裏側】任天堂37年ぶり「麻雀牌新商品」の目線にある静かなる麻雀ブームの可能性(1/3ページ) - イザ!

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ビジネスの裏側

任天堂37年ぶり「麻雀牌新商品」の目線にある静かなる麻雀ブームの可能性

 家庭用ゲーム機の世界的メーカーである任天堂が、マージャン牌の新商品を37年ぶりに発売した。ゲーム機大手がスマートフォン(高機能携帯電話)に流れた消費者を取り戻そうと次世代ゲーム機やソフトの開発にしのぎを削る中、任天堂はアナログゲーム復権に転向するのか。一方、他のマージャン牌メーカーからは、任天堂の新商品をきっかけにしたブーム再来を期待する声もあがっている。

3DSより高価

 任天堂が売り出した新商品は「役満 鳳凰」で、素材には廃棄しても環境に悪影響を与えないという特殊な樹脂を採用。3重構造で竹目模様を再現し、「一筒(イーピン)牌」には任天堂独自の亀のマークをあしらっているのが特徴だ。

 昭和58年に発売した家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」を機に、家庭用ゲーム機の世界的メーカーになった任天堂だが、元々は花札の製造販売会社だ。現在でも、明治22(1889)年の創業当時からの歴史ある花札などのテーブルゲームも販売している。マージャン牌は昭和39(1964)年から「役満」のブランド名で展開していたが、51(1976)年以降は新商品を出していなかった。

 そんな中、満を持して登場した「役満 鳳凰」の希望小売価格は1万8900円。マージャン牌としては特別高価なものではないが、任天堂の主力商品である携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」に比べると4千円近く高い。任天堂は3万1500円の百人一首も販売するなど、テーブルゲームの高価格化も進めており、「伝統的な娯楽商品の製造は今後も続けていく」(同社)という。

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