参院選“タレント候補”の行方は? 歌手、元女優、キャスター…

今回の参院選では現職、新人ともに著名人の候補にも注目が集まった。歌手や元女優、元キャスターなど話題となった候補の当落をまとめた。

《第24回参院選(2016年7月10日投開票)》
参院議員の任期は6年で、3年ごとの通常選挙で定数242の半分の121を改選。今回は選挙区(改選73)に225人、比例代表(同48)に164人の計389人が立候補した。「18歳選挙権」が国政選挙で初適用され、18、19歳の約240万人が有権者となった。

話題の候補はどうなった?

元SPEED・今井絵理子氏が初当選

「SPEED」のメンバーで自民党比例代表候補の今井絵理子氏(32)が初当選。今井氏は「今私の心の中に流れているある音楽があります。SPEEDの『Starting Over』という曲です。終わりは始まり、そういう音楽です。選挙戦は終わりました。しかし、これから始まるスタートラインに立たせていただきました」とあいさつした。

今井絵理子氏、心の中はSPEEDの名曲『Starting Over』 「多くの人に希望を」

当選確実となり息子が書いた絵馬を手に感極まる今井絵理子氏=7月10日、東京都中央区(桐山弘太撮影)

当選確実となり息子が書いた絵馬を手に感極まる今井絵理子氏=7月10日、東京都中央区(桐山弘太撮影)

元バレーボール選手・朝日健太郎氏が初当選

東京選挙区で自民新人、朝日健太郎氏(40)が初当選。朝日氏は元バレーボール選手で、ビーチバレーに転向し北京とロンドンの五輪に連続出場。スポーツの幅広い“効能”をうたい、東京五輪を大成功させようと有権者に訴えかけていた。

朝日健太郎氏が当選確実 199センチの元五輪選手

当選確実となり、「がんばろう」コールに合わせ拳をつき上げる自民党の朝日健太郎氏=7月10日、東京都渋谷区神宮前(川口良介撮影)

当選確実となり、「がんばろう」コールに合わせ拳をつき上げる自民党の朝日健太郎氏=7月10日、東京都渋谷区神宮前(川口良介撮影)

元TBSキャスター杉尾秀哉氏、初当選

長野選挙区で民進新人、元TBSキャスターの杉尾秀哉氏(58)が初当選。全国屈指の激戦区で自民現職を制した。杉尾氏は民進党の北沢元防衛相の後継。高い知名度を生かしながら勝敗のカギを握る無党派層を取り込んだ。

参院選・長野 民進新人の杉尾秀哉氏が当選確実 元TBSキャスター

街頭演説する杉尾秀哉氏=6月25日、しなの鉄道御代田駅前

街頭演説する杉尾秀哉氏=6月25日、しなの鉄道御代田駅前

ジャーナリスト・青山繁晴氏が初当選

比例代表で自民の新人、民間シンクタンク「独立総合研究所」社長でジャーナリストの青山繁晴氏(63)が初当選。6月に出馬表明した際、「1期6年しかやらない。政治献金は1円も受け取らない」と語っていた。

参院選 自民・青山繁晴氏が比例代表で当選確実

当選確実の一報を受け記者会見に臨む青山繁晴氏=7月10日、大阪市北区(恵守乾撮影)

当選確実の一報を受け記者会見に臨む青山繁晴氏=7月10日、大阪市北区(恵守乾撮影)

女優・石井苗子氏が初当選

おおさか維新の会の比例代表候補、女優の石井苗子(みつこ)氏(62)が11日、初当選を決めた。石井氏は今後の抱負を聞かれ、「5年間、福島で支援活動をして来ました。この当選を機に、今年を(私にとっての)復興元年にして、復興を進めていきたい」と力を込めた。

石井苗子氏「奇跡に近い」開票から8時間で初当選〔2016年7月11日 日刊スポーツ〕

おおさか維新の会から参院選比例で出馬を表明、会見する石井苗子氏=6月9日、東京・永田町の衆院第一議員会館(斎藤良雄撮影)

おおさか維新の会から参院選比例で出馬を表明、会見する石井苗子氏=6月9日、東京・永田町の衆院第一議員会館(斎藤良雄撮影)

元女優・三原じゅん子氏が再選

神奈川選挙区では、自民現職の三原じゅん子氏(51)が早々と2回目の当選を決めた。今回は比例から選挙区へ移っての選挙戦。元女優という知名度の高さに加えて、自民県連の全面支援を受け、女性視点の政策を中心に訴えてきた。

“身内”同士の激戦制した三原じゅん子氏「日本のため精いっぱい活動する」

神奈川選挙区で当選を決め、母親(右)とともに万歳する自民党の三原じゅん子氏=7月10日夜、横浜市

神奈川選挙区で当選を決め、母親(右)とともに万歳する自民党の三原じゅん子氏=7月10日夜、横浜市

都知事選出馬も検討された蓮舫氏は3回目の当選

東京選挙区では、民進現職の蓮舫氏(48)が早々と当選を決めた。公示前に都知事選出馬が検討されたが、「私がやりたいことは都政でなく国政」と立候補を辞退。地元でマイクを握ったのは3日だったが、抜群の知名度で優勢を保ち続けた。

民進党代表代行の蓮舫氏、早々と当選決める「はっきりした姿勢示した」

開票開始とともに当選確実が報道され、選挙事務所で支援者に囲まれ笑顔を見せる民進党の蓮舫代表代行=7月10日、東京都港区(早坂洋祐撮影)

開票開始とともに当選確実が報道され、選挙事務所で支援者に囲まれ笑顔を見せる民進党の蓮舫代表代行=7月10日、東京都港区(早坂洋祐撮影)

元日テレキャスター・真山勇一氏が再選

神奈川選挙区では、民進現職の真山勇一氏(72)が2回目の当選を決めた。元ニュースキャスターの知名度から、無党派層にも浸透した。

真山勇一氏が再選 無党派層に浸透 神奈川〔2016年7月11日 毎日新聞〕

元プロ野球選手・石井浩郎氏が再選

秋田選挙区では自民現職、石井浩郎氏(52)が野党共闘との対決を抜け出した。石井氏は「農業、漁業の振興や教育改革に引き続き取り組みたい」と2期目への決意を新たにした。

参院選・秋田 対決抜け出し自民・石井浩郎氏再選 民進・松浦大悟氏「私の力不足」

2度目の当選を決め、妻の幸子さん(右)らと万歳する石井浩郎氏=7月10日午後、秋田市寺内蛭根(渡辺浩撮影)

2度目の当選を決め、妻の幸子さん(右)らと万歳する石井浩郎氏=7月10日午後、秋田市寺内蛭根(渡辺浩撮影)

元女優・高樹沙耶氏が落選…医療大麻の推進訴え

新党改革から東京選挙区で出馬した元女優の高樹沙耶氏(52)は落選。「数字を見る限り、そんな感じ(落選)なのかと思います」と事実上の終戦宣言。各党が経済政策などを取り上げる中、ひたすら医療用大麻の推進を訴えてきた。

高樹沙耶氏 敗北も晴れやかに「医療用大麻は生涯かけて」〔2016年7月10日 東スポWeb〕

早々と敗北を認めたが、「選挙では知らなかったことをいろいろ学べた」と笑顔で振り返った高樹沙耶氏

早々と敗北を認めたが、「選挙では知らなかったことをいろいろ学べた」と笑顔で振り返った高樹沙耶氏

政治団体設立、慶大名誉教授・小林節氏は落選

比例代表で「国民怒りの声」新人、慶大名誉教授の小林節氏(67)は落選。小林氏は今年5月に政治団体「国民怒りの声」を設立。安保関連法廃止や憲法改正阻止などを掲げ、参院選の比例代表に10人、東京選挙区に1人を擁立した。

参院選 「国民怒りの声」小林節氏が落選確実

新政治団体「国民怒りの声」の設立した小林節氏=5月9日、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)

新政治団体「国民怒りの声」の設立した小林節氏=5月9日、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)

ミュージシャンの三宅洋平氏は落選

無所属で東京選挙区から出馬したミュージシャンの三宅洋平氏(37)は落選が決定。三宅氏は前回の参院選に緑の党から出馬し、落選したものの、17万6970票を獲得し話題となった。選挙戦では「選挙フェス」と銘打ち、音楽を利用して若者にスポットを当てた活動を展開した。

三宅洋平、落選に「壁の厚さ感じた」…今後は山本太郎氏をサポート〔2016年7月11日 デイリースポーツ〕

国政復帰を目指し…

元みんなの党代表・渡辺喜美氏が当選

旧みんなの党代表を務めるなど政治の表舞台で活躍しながら、8億円借り入れ問題などで刑事告発され(不起訴)、平成26年12月の衆院選では議席を失った渡辺喜美氏(64)は今回、おおさか維新の会から比例代表候補として立候補し、国政復帰を果たした。

参院選・比例 渡辺喜美氏、地元栃木で「半信半疑だが感無量」国政復帰、笑顔と涙と

「当確」の情報に、拍手で祝福する支持者に手を挙げて応える渡辺喜美氏=7月10日、栃木県大田原市

「当確」の情報に、拍手で祝福する支持者に手を挙げて応える渡辺喜美氏=7月10日、栃木県大田原市

元長野県知事、作家の田中康夫氏は落選

東京選挙区でおおさか維新の元職、田中康夫氏(60)は落選そた。田中氏は文藝賞受賞作「なんとなく、クリスタル」で作家デビュー。平成12年から長野県知事を2期を務めた後、参院議員、衆院議員を各1期務めた。

参院選 おおさか維新・元職、田中康夫氏の落選が確実

東京選挙区で落選が決まり、敗戦の弁を述べるおおさか維新の会の田中康夫氏=7月11日未明、東京都港区

東京選挙区で落選が決まり、敗戦の弁を述べるおおさか維新の会の田中康夫氏=7月11日未明、東京都港区

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