思わず笑っちゃう、2兆円「ネコノミクス」支える話題の猫たち

いまや空前の猫ブーム。猫関連のグッズや書籍などの経済効果は「ネコノミクス」とも呼ばれ、年間2兆円以上に上るとの試算もある。話題の猫ちゃんを集めつつ、ブームの背景を探った。

《猫の飼育数、犬のほぼ並ぶ》
ペットフード協会の2015年 全国犬猫飼育実態調査によると、犬の推計飼育数は991万匹、猫は987万匹だった。犬と猫の飼育数は2013年が113万匹差、2014年が39万匹差だったが、今回4万匹差に迫った。

「ネコノミクス」の経済効果

グッズ売り上げや観光費用で「年間2兆3千億円」

最近の猫ブームがもたらす経済効果「ネコノミクス」について、関西大の宮本勝浩名誉教授(数理経済学)が試算したところ、2015年は飼育費やグッズ売り上げ、観光費用などを含め、約2兆3162億円に上ったことがわかった。

「ネコノミクス」経済効果は2兆3千億円との試算

昨年6月に死んだ和歌山電鐵貴志駅の「たま駅長」は2007年、日本初の猫の駅長として就任。その年の乗客数が2割増え、県全体に11億円もの経済効果をもたらした。

あの「たま駅長」の経済効果は11億円に上った

昨年6月に死んだ和歌山電鐵貴志駅の「たま駅長」は2007年、日本初の猫の駅長として就任。その年の乗客数が2割増え、県全体に11億円もの経済効果をもたらした。

和歌山“たま駅長”、経済効果11億円!まさに“招き猫”〔2012年9月4日 ZAKZAK〕

「神保町にゃんこ堂」(東京都千代田区)は3年前、猫本専門書店に衣替えしたところ、売り上げは毎年倍々ペースに。「段ボール箱いっぱいに購入してくれる方もいて、猫に助けられました」と店主。

“猫本専門”書店に衣替えしたら売り上げ倍増

「神保町にゃんこ堂」(東京都千代田区)は3年前、猫本専門書店に衣替えしたところ、売り上げは毎年倍々ペースに。「段ボール箱いっぱいに購入してくれる方もいて、猫に助けられました」と店主。

ニャンダフルな文学性 「猫本」専門書店やバー開店

宮城県・石巻沖の田代島は、多くの猫がのびのびと暮らす「元祖・猫島」として賑わっていたが、震災で被害を受けた。島を心配した人々が募金活動を行い、わずか3カ月で目標額1億5千万円が集まるという“猫の手パワー”が話題になった。

3カ月で1億5千万円集まった!震災復興に“猫の手パワー”

宮城県・石巻沖の田代島は、多くの猫がのびのびと暮らす「元祖・猫島」として賑わっていたが、震災で被害を受けた。島を心配した人々が募金活動を行い、わずか3カ月で目標額1億5千万円が集まるという“猫の手パワー”が話題になった。

震災復興に「猫の手」が一役 宮城県・石巻沖に浮かぶ「元祖・猫島」

猫を庭先に集めて楽しむスマホゲーム「ねこあつめ」は昨年12月、累計1000万ダウンロード突破。その人気はアプリの枠を超え、フィギュア化やキーホルダーなど多彩な展開を遂げている。

スマホゲーム「ねこあつめ」は1000万ダウンロードを突破

猫を庭先に集めて楽しむスマホゲーム「ねこあつめ」は昨年12月、累計1000万ダウンロード突破。その人気はアプリの枠を超え、フィギュア化やキーホルダーなど多彩な展開を遂げている。

『ねこあつめ』ついに累計1,000万ダウンロード突破〔2015年12月7日 インサイド〕

不機嫌顔がトレンド? 話題の猫たち

Y!mobileのCMでおなじみ「ふてニャン」

SNSで大人気、怒り顔の「小雪」

米で人気者「Grumpy cat(気難しい猫)」

目力がスゴイ、トルコの「Garfi(ガーフィ)」

その行動に釘付け、話題の猫動画

夕暮れのお座り猫ちゃん

どこを見てる? 動じない猫

きゅうりにびっくりする猫

ソファで寝るねこ。

猫背矯正マシン?

なぜ人気? 猫ブームの背景

ドライな性格、猫の「ほどよい距離感」が癒やしになっている

消費生活アナリストの四元正弘氏は、「ネコは基本的にドライな性格。濃密な関係は避けたい現代人は、ネコ的生き方の絶妙なスタンスは一種の憧れ。それに触れることが精神的な救いや癒やしになっているのかもしれない」と分析する。

本やゲーム、猫ブーム到来 「ほどよい距離感」癒やし〔2015年10月2日 日本経済新聞〕

つぶやき1日26万件、SNS浸透で止まらない“うちの子自慢”

自ら猫コンテンツを発信する人の増加もブームに拍車をかけている。ツイッターでは「猫」を含む投稿が1日に約26万件。「飼い主が猫のかわいさを他人に伝えたい欲求が強まっている」(横浜国立大学の安藤孝敏教授)という。

猫人気、「ネコノミクス」増殖中 共有願望で情報発信〔2015年6月21日 日本経済新聞〕

共働きや高齢者には、手間のかからない猫のほうが好まれる

ペットフード協会の調査では、犬が減っているのに比べて猫は増加傾向。「夫婦共働きや高齢者世帯が増加し、手間のかからない猫のほうが好まれるのでしょう」と同協会名誉会長の越村義雄氏は指摘する。

自由気まま、猫人気上昇…犬は減少傾向〔2016年1月7日 読売新聞〕

猫は犬より幸せホルモンが分泌されるとの報告も

ペットフード協会の越村氏は、「猫の毛は柔らかく、触っているだけで、犬よりも幸せホルモンのオキシトシンの分泌が多少多く出る傾向があるようだ、とする専門家の先生の報告もある」と話す。

空前の猫ブーム 猫は犬より幸せホルモンが分泌されると報告〔2015年12月8日 ポストセブン〕

猫と仲良くなるには

斜めから接近、指の匂いをかがせる…大声は厳禁

【猫の手なずけ方】
・正面ではなく斜めから、目線をそらし接近
・指の匂いをかがせて「敵じゃない」アピール
・猫じゃらしは大好き
【NGな行動】
・「きゃーかわいい」など叫ぶ、追いかける
・大きな身ぶり手ぶりもきらい
・猫を見下ろしながら動く

猫とトモダチになりたい 五感に訴え「仲間」アピール〔2015年12月18日 日本経済新聞〕

顔まわりや背中を撫でる…お腹や肉球は嫌がるかも

動物看護専門学校の講師を務める牧田明美さんによると、さわられて気持ちいい所は猫それぞれ。ふれあって好きなポイントを見つけてほしいという。
【おすすめポイント】
・顔まわり
・前足、後足
・肩、首
・背中
【嫌がる子が多いかも】
・足先、肉球
・お腹

目指せ!好かれる飼い主さん 絆を深める猫ミュニケーション術〔ペピイ〕

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