【居酒屋 とん平】味良し、雰囲気良しの名店だ

吉田類さんと“訪れる”浅草&立石…下町大衆酒場の名店7軒

BSの番組でも「酒場詩人」として人気の吉田類さんが東京の台東区浅草と葛飾区立石で訪れるべき昔ながらの居酒屋7軒を推薦してくれる。ゴールデンウィークに遠出するのが億劫なあなた、あるいは、“コアな東京”を巡りたいあなたにかなりおすすめの情報です。

《吉田類(よしだ・るい)》
イラストレーター、俳人。高知県出身。仏教美術に傾倒し、シュール・アートの画家として活動。パリを起点に渡欧を繰り返す。後にイラストレーターに転身し、1990年代からは酒場や旅をテーマに執筆を始める。俳句愛好会を主宰。酒場と酒場をめぐる人間模様をテーマにした著書多数。全国の酒場を訪ね歩き、実際に酒を飲み、肴を食べるBS-TBSの番組「吉田類の酒場放浪記」も人気を博している。

「浅草」は下町大衆酒場発祥の地

浅草の酒場通りといえば「ホッピー通り」

観光名所・浅草寺の西側にある80メートルほどの酒場通り。明るい雰囲気の大衆酒場が建ち並ぶ。ホッピー通りには赤ちょうちんを下げた店がずらり。入りやすいので酒場初心者にもおすすめ。

これぞNEO東京…吉田類さんと歩く浅草・立石 下町大衆酒場の名店が集う

「安心してお酒が飲める場所」

吉田類さんはホッピー通りについて、「下町で生まれた大衆酒場は、長い年月をかけてお店も客も洗練されてきた。みんな節度をわきまえてるから、安心してお酒が飲める場所なんです」と話す。

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「下町を訪れたら『焼酎ハイボール』」

類さんによるとチューハイ(焼酎+ハイボールの略)実は浅草が発祥の地という。「「ハイボールは、元来ウイスキーなど高級酒を炭酸で割ったもので、庶民は常飲できなかった。そこで、戦後の浅草界隈の酒場が安価な焼酎を炭酸水で割った『焼酎ハイボール』を考案。癖がなく、脂っぽい料理にも合うと喜ばれ、浸透したんです」と解説する。

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【浅草の名店(1)】ホッピー通りの人気店『居酒屋 とん平』

若い女性客の華やかな笑い声に誘われて入店

若い女性客の華やかな笑い声に誘われて入店

味良し、雰囲気良し

数あるホッピー通りの名店の中でもにぎやかな雰囲気を醸し出すのが「とん平」。味良し、雰囲気良しの名店。店内には若い女性客の華やかな笑い声も響く。

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女将もイチ押しの「とん平」看板メニュー。見た目よりあっさり味。

ピリ辛の「キムチポッカ」

女将もイチ押しの「とん平」看板メニュー。見た目よりあっさり味。

【居酒屋 とん平】

▼台東区浅草2-3-17 ▼(電)03-3845-2626 ▼営業 平日12~23時、土10~23時、日・祝10~22時 ▼定休日 水

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【浅草の名店(2)】朝9時から呑める!『かづちゃんの店』

花やしきの南側、初音小路の入り口にある

花やしきの南側、初音小路の入り口にある

土日は朝から煮込みや串揚げなどが楽しめる

近くに場外馬券売り場があるため、レースが開催される土日は朝から店頭で煮込みや串揚げ、天ぷらなどが調理され、大にぎわい。花やしきの南側、初音小路の入り口にある。

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【かづちゃんの店】

▼台東区浅草2-7-21  ▼(電)03-3841-3855▼営業 平日9~18時、土日9~19時 ▼定休日 火・水

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【浅草の名店(3)】伝統のコの字形カウンター『居酒屋 浩司』

昔ながらのコの字形カウンター席がお店の中央にある

昔ながらのコの字形カウンター席がお店の中央にある

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「おかわりしたくなる味」と評判。アツアツの木綿豆腐入りで、冷えた体が芯から温まる

煮込み 450円

「おかわりしたくなる味」と評判。アツアツの木綿豆腐入りで、冷えた体が芯から温まる

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【居酒屋 浩司】

▼台東区浅草2-3-19 ▼(電)03-3844-0612 ▼営業 平日15~23時、土・日9~23時 ▼定休日 月

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味も超一流、センベロ酒場の街「立石」

地元の大衆酒場の8割が駅から100M以内に密集

浅草と異なり、立石の大衆酒場の8割強が京成立石駅から100m以内に密集している。料理店のジャンルが多岐にわたるのも特徴。

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「選択の範囲が広い。ハシゴもできる」

類さんは「選択の範囲が広い。それが立石のいいところです」と語る。「鶏が食べたければ『鳥房』へ行けばいいし、おでんが食べたければ『二毛作』というように、その日の気分で店を選べるし、ハシゴもできる」。

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「個性的な味が楽しめる」

立石では「もし目当ての店がいっぱいでも、すぐ近くにある別の店も十分においしいし、個性的な味が楽しめるんですよ」と類さん。

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【立石の名店(1)】ママさんのキャラも最高『江戸っ子』

【江戸っ子】まだ4時台だというのに、“ちょっと一杯”を楽しみに来た常連客で満席なのだから驚き

【江戸っ子】まだ4時台だというのに、“ちょっと一杯”を楽しみに来た常連客で満席なのだから驚き

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行列必至の人気店

開店前から行列ができる人気店。旨いのはもちろん、メニューのほとんどが300円台と激安。店内は広く、回転も速いので、多少の行列なら待ってでも入る価値あり。

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酢みそとネギでさっぱり味

カシラの赤身刺し 320円

酢みそとネギでさっぱり味

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【江戸っ子】

▼葛飾区立石7-1-9 ▼(電)03-3694-9593 ▼営業 月~土16時半~21時 ▼定休日 日・祝

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【立石の名店(2)】テークアウトもできる鶏料理の名店 『鳥房』

精肉店が経営する、鶏料理メインの店

鳥わさ、鳥からし味、ぽんずさしなどの鶏肉メニューの多くは500円台とリーズナブル。名物は2度揚げされるパリパリの若鶏唐揚(時価)。

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【鳥房】

▼葛飾区立石7-1-3  ▼(電)03-3697-7025 ▼営業 月~土16~21時、日・祝15~20時半 ▼定休日 火

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【立石の名店(3)】立石3大モツ店の一角 『もつ焼き ミツワ』

いつ行っても混んでいるが、いつ行っても絶対に旨いと人気の店

いつ行っても混んでいるが、いつ行っても絶対に旨いと人気の店

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もつ焼き屋には珍しく魚も。刺身も新鮮

安価に本格的なもつ焼きが食べられる。いつ行っても混んでいるが、いつ行っても絶対に旨いと人気の店。もつ焼き屋には珍しく魚も扱い、刺身(500円)は新鮮そのもの。

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【もつ焼き ミツワ】

▼葛飾区立石1-18-5  ▼(電)03-3697-7276 ▼営業月~金17~22時半、土16時半~22時半 ▼定休日 日・祝

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【立石の名店(4)】上品な薄味おでんが人気『二毛作』

おでん屋ながら、酒肴やご飯ものの種類も豊富

おでん屋ながら、酒肴やご飯ものの種類も豊富。さらにワインやウイスキー、各地の地酒やカクテルなど多種の酒が楽しめる、立石では独特な存在。明るく入りやすい雰囲気の店。

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【二毛作】

▼葛飾区立石1-19-2 ▼(電)03-3696-6788 ▼営業 平日14~23時、土12~23時、日・祝13~21時 ▼定休日 木

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