中国人観光客らで賑わう秋葉原=2日午後、東京都千代田区(蔵賢斗撮影)

爆買いの次は「爆花見」「爆宿」…中国人殺到で悲鳴

中国からの花見客が急増し、首都圏を中心に深刻なホテル不足が生じている。各地のホテルを埋め尽くすさまは、さながら「爆宿」「爆花見」の様相に。

《爆買い》
円安傾向が続くなか、今年2月の「春節(旧正月)」休暇に中国人旅行者が大挙して日本を訪れ、高額・大量消費する「爆買い」が話題となった。

「爆花見」でトラブル続出

桜の名所で目立つ中国人観光客

上野公園付近の商店主は「ここ2、3年で特に目立つようになった。いかにもお金持ちといった風情の人が多い」という。都内に限らず、京都や大阪など全国の花見スポットで中国人観光客の姿が目立っている。

中国人客“爆花見”注意報! ルール無視の場所取り、枝折り…トラブル続出

背景に中国での桜ブーム

ジャーナリストの奥窪優木氏は「日本統治時代に桜が植えられた、中国国内の桜の名所にも多くの花見客が訪れるようになった」と解説。日本への「お花見ツアー」も増えているという。

中国人客“爆花見”注意報! ルール無視の場所取り、枝折り…トラブル続出

ルールを無視した場所取り…

奥窪氏によると「東京や京都などの名所で、中国人旅行客のために、業者が中国人留学生やホームレスを使って場所取りをしたりするケースがある」という。

中国人客“爆花見”注意報! ルール無視の場所取り、枝折り…トラブル続出

桜の枝を折って持ち帰り…

奥窪氏はさらに「桜の枝を折って持ち帰ったり、木に登って写真を撮るなどのマナー違反も報告されている」という。

中国人客“爆花見”注意報! ルール無視の場所取り、枝折り…トラブル続出

上野公園では桜が見頃を迎え、多くの観光客らでにぎわっている=3月28日(宮崎瑞穂撮影)

上野公園では桜が見頃を迎え、多くの観光客らでにぎわっている=3月28日(宮崎瑞穂撮影)

「爆宿」で深刻なホテル不足

「1泊3万円」…ビジネスマン悲鳴

中国からの花見客急増で、首都圏では4月上旬のホテル不足が深刻。大手ビジネスホテルは「1泊3万円」と強気の設定をしたが、それでも訪日客は予約。利用者の中心だったビジネスマンが割を食う構図となった。

爆買い後も「桜、ラーメン、温泉」に中国人殺到 ホテルは3万円に高騰

中国は4月4~6日が「清明節」の連休

今年1月に中国人のビザ発給要件が緩和され、上海日本総領事館の3月のビザ発給件数は、前年比2倍の14万6千件と過去最高に。中国は4月4~6日が「清明節」の連休にあたっており、花見と買い物目的での殺到するとみられる。

爆買い後も「桜、ラーメン、温泉」に中国人殺到 ホテルは3万円に高騰

日本のイメージは『桜、ラーメン、温泉』

路地裏のラーメン店にも中国人

旅行業界関係者は「中国人の日本に対するイメージは『桜、ラーメン、温泉』が占めている」という。花見の名所、路地裏の人気ラーメン店、箱根などの温泉地にも出没している。

爆買い後も「桜、ラーメン、温泉」に中国人殺到 ホテルは3万円に高騰

ネットで日本での「感動」つづる中国人

  • 駅の自動券売機で呼び出しボタンを押したら券売機の隣の小窓から駅員が顔を出し、親切に教えてくれた
  • ショッピングモールでいくつも買い物袋を抱えていたら、最後の店が大きな袋に入れ直してくれ、取っ手にクッション材を巻いてくれた
  • 自動販売機の多さや商品の多彩さに感動
  • 空港や駅などでの案内表示板のわかりやすさ、年配の観光客や障害者にも優しいバリアフリー

訪日中国人が感動する“おもてなし” 「日本人が優しすぎて信念が…」

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