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サンマリノ共和国のカデロ大使はこう断じた…「カミカゼはテロリストではない」「日本人のユニークさの根源は神道だ」

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産経新聞

サンマリノ共和国のマンリオ・カデロ駐日大使=8月26日、東京都港区元麻布(寺河内美奈撮影) 1/2枚 【外交官が見たニッポン】 イタリア半島中東部に位置するサンマリノ共和国に、欧州初の神社が建立された-。この夏、遅まきながらこんな情報を耳にした。神社の建立に尽力した一人が、同国のマンリオ・カデロ駐日大使だ。駐日大使全体の代表である「駐日外交団長」でもあるカデロ大使に、神社建立の経緯や外国人からみた日本の魅力や改善点などを聞いた。話題は、神道から日本・日本人論、神風特別攻撃隊にも及んだ。(原川貴郎)

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【外交官が見たニッポン】

 イタリア半島中東部に位置するサンマリノ共和国に、欧州初の神社が建立された-。この夏、遅まきながらこんな情報を耳にした。神社の建立に尽力した一人が、同国のマンリオ・カデロ駐日大使だ。駐日大使全体の代表である「駐日外交団長」でもあるカデロ大使に、神社建立の経緯や外国人からみた日本の魅力や改善点などを聞いた。話題は、神道から日本・日本人論、神風特別攻撃隊にも及んだ。(原川貴郎)

 --2020年には東京オリンピック・パラリンピックがあります。まずは、長年、日本に住んでおられるカデロ大使からみて、日本はこんなところをもっと改善すべきだという点があれば教えてください

 「東京でのオリンピックの開催は非常に素晴らしいことです。日本は非常に進んでいて、安定している国なので、いろんな面で素晴らしく大会を組織されると思います。ですが、ご存じのようにオリンピックの期間はだいたい2週間。オリンピック、オリンピックとちょっと大げさ過ぎる気がします。世界中の人と友好やビジネス、いろんなことが生まれるかもしれないけれど、日本が国際的にもっとデベロップするには、オリンピックよりも、もっと大切なことが山ほどあります」

 --といいますと

 「私は、中国やベトナムなど、アジアの国々でよく講演をします。講演の後、学生や一般の方に質問するんです。『もし、時間とお金があれば、どこに一番行きたいですか?』。不思議なことに沢山の方が、『日本に行ってみたい』と言う。理由を聞くと、こんな答えが返ってきます。『日本は小さい国で、地震、津波、戦争でものすごく苦しんだ。広島、長崎の経験がある国は日本しかなく、それ以上厳しい戦争の経験がある国は多分ないと思う。それでも、上手に立ち直って、分野によっては世界のナンバーワンになる。どうして同じアジアの国なのに、日本はどう違うのか、日本人はどういう生活をしているのか。自分の目で確かめたい』。この気持ちは私もよく分かります。ただ、問題がありますね」

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