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五輪マラソンの早朝スタート 「条件は一緒」も調整はポイント

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 高温多湿な東京の気候に配慮して男女のマラソンと20キロ競歩が午前6時、男子50キロ競歩は同5時半と早朝スタートとなった。

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 選手の安全面から、気温が比較的低い、さらに早い時間帯での実施を求める声もあったが、大会組織委をはじめ関係機関が審判員やボランティアの招集、観客の移動、テレビ放送などを総合的に判断して、それぞれ1時間、30分繰り上げた形で落ち着いた。

 過去には1991年東京世界選手権の男子マラソンが6時スタートでレースを実施している。この時は開催が9月1日で、完走率60%。東京五輪は女子が8月2日、男子が9日と、より暑い時期だ。前倒しされたとはいえ、過酷な条件になることは間違いない。

 東京五輪出場を狙う男子マラソンの井上大仁(ひろと)(MHPS)は「どんな時間でもしっかり合わせていく。みんな条件は一緒なので」と意に介していない。金メダルを獲得した昨夏のジャカルタ・アジア大会で、すでに6時スタートは経験済みだ。「むちゃくちゃ眠かった。1時半に起きて、体を動かしてご飯を食べて仮眠をとった。4時半から5時前に眠気のピークが来た」。どのような調整でスタートまで持っていくかもポイントになる。

 スタート時刻の変更に合わせ、日本陸連は今夏、五輪本番でマラソンが行われる日時にコース上の気温や日差し、風などをチェックし直す。

 暑さ対策のため競技時間を変更したのは陸上だけでない。海を10キロ泳ぐマラソンスイミングは満潮時の方が安全であるため開始を午前8時から7時に。トライアスロン個人が同8時の開始を30分前倒した一方、サッカーの一部は夕方以降の開始を30分から1時間遅らせた。昨年12月には、ラグビー7人制と自転車のマウンテンバイクの時間変更も発表されている。

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