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自民党総裁選 議員票は首相300強で圧倒、石破氏は50どまり

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1/1枚  自民党総裁選は、連続3選を目指す安倍晋三首相が党所属国会議員(405人)の8割弱にあたる310~320人を固めており、圧倒的優位に立つ。石破茂元幹事長を支持する議員は50人程度にとどまり、残る30人余りの議員票を両陣営が奪い合う構図だ。

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 首相は出身派閥で党内最大の細田派(清和政策研究会、94人)、第2派閥の麻生派(志公会、59人)をはじめ、全7派のうち5派の支持を取り付けた。対応が注目された第3派閥の竹下派(平成研究会、55人)は事実上の自主投票となり、衆院側(34人)の多くが首相を推す見通しとなった。

 無派閥の議員(73人)のうち30人程度は首相を支持している。首相側近の菅義偉(すが・よしひで)官房長官に近い「菅グループ」と呼ばれる議員だ。

 一方、石破氏が支持を固めた派閥は、自身が率いる石破派(水月会、20人)と、竹下派の参院側(21人)にとどまる。これに無派閥の約10人の支持も得られる方向だ。石破氏の側近が無派閥議員の情報交換を目的に作った勉強会「無派閥連絡会」(解散)にいた議員や、参院竹下派に近い参院議員らが含まれる。

 焦点は、対応を決定していないとみられる無派閥の残る約30人の動向だ。知名度の高い小泉進次郎筆頭副幹事長もその一人で、石破氏は9日のBSフジ番組で「支持してもらえればありがたい」と期待を示した。衆院竹下派も首相支持が多いとはいえ、派としての支持決定はしておらず「草刈り場」になる公算が大きい。(田中一世)

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