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今治連続殺人 仲の良い高齢母子 「気さくな人がなぜ…」住民ら動揺隠せず

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地方・西

越智サツキさんが刺殺された現場=4日、愛媛県今治市(門井聡撮影 1/2枚  瀬戸内しまなみ海道などで知られる風光明媚(めいび)な今治市の小さな町が大きな衝撃に包まれた。愛媛県今治市の市営住宅で3日、高齢母子が刃物で襲われ殺傷した事件と、近くの無職女性(81)が4月下旬に刺され殺害された事件が相次いで発生。「気さくで優しそうな人だったのに」。亡くなった2人を知る住民らは、その人柄をしのんだ。

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 今月3日の事件では、市営住宅で2人暮らしだった無職、岡本久行さん(70)と同居の母、ユキヱさん(92)が室内でいるところを刃物で襲われ、ユキヱさんが死亡、久行さんが重傷を負った。

 近隣住民らによると、久行さんが、足腰の悪いユキヱさんを車いすに乗せて買い物に連れて行くなど、近所でも評判の仲の良い親子で知られていた。

 近くで釣具店を経営する女性(84)は「久行さんが毎日、ユキヱさんの紙おむつを換えたり、ご飯を作ったり、かいがいしく世話をしていた」と話す。

 市営住宅近くの商店で働く女性(55)は「ユキヱさんはいつもにこにことして優しそうな雰囲気の人だった」と振り返り、「誰かに恨まれるような人じゃないのに」と伏し目がちに語った。また、市営住宅に住む無職女性(73)も「ユキヱさんは朗らかな感じの人で、事件で亡くなったことが信じられない」とショックを隠しきれない様子だった。

 この市営住宅にオートロック機能はなく、誰でも出入り可能。女性は「誰かが訪ねてくることは少なく、寝るとき以外はあまり鍵をかけない」とし、「岡本さんも普段は鍵をかけていなかったのでは」と話した。

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  • 越智サツキさんの自宅を現場検証する捜査員=4月27日、愛媛県今治市

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