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「死刑になろうと…」患者殺害を企てたエリート医師 所長就任も狂った歯車

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産経新聞

【衝撃事件の核心】 人知れず死を望んだ医師は理不尽にも、患者の命を奪うことで目的を果たそうとした-。人工透析中の患者のチューブを引き抜いて殺害しようとしたとして、「あけぼの第二クリニック」(東京都町田市)所長で、腎臓内科医の橋爪健次郎容疑者(49)が6月12日、殺人未遂容疑で警視庁に逮捕された。「患者を殺し、死刑になろうと思った」と、無差別殺人を示唆する動機を語っているという橋爪容疑者。親身な応対で患者たちからの信頼を集め、クリニックの責任者の座に就いたエリート医師の人生は、どこで歯車が狂ってしまったのか。(中村翔樹、宇都宮想)

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【衝撃事件の核心】

 人知れず死を望んだ医師は理不尽にも、患者の命を奪うことで目的を果たそうとした-。人工透析中の患者のチューブを引き抜いて殺害しようとしたとして、「あけぼの第二クリニック」(東京都町田市)所長で、腎臓内科医の橋爪健次郎容疑者(49)が6月12日、殺人未遂容疑で警視庁に逮捕された。「患者を殺し、死刑になろうと思った」と、無差別殺人を示唆する動機を語っているという橋爪容疑者。親身な応対で患者たちからの信頼を集め、クリニックの責任者の座に就いたエリート医師の人生は、どこで歯車が狂ってしまったのか。(中村翔樹、宇都宮想)

 たばこを吸って犯行を決意? 無言で透析室に

 小田急線町田駅に近い東京都町田市中町のあけぼの第二クリニック。備え付けの防犯カメラは6月11日午後8時25分ごろ、建物内に入っていく橋爪容疑者の姿を捉えていた。

 同6時ごろに勤務を終えて帰宅したはずだったが、3階の透析室に無言のまま入ると、予想外の行動に出た。最前列のベッドにいた50代の男性患者の腕と、透析用監視装置をつないでいたチューブをためらいなく引き抜いたのだ。

 橋爪容疑者は弾みで装置ごと床に転倒。チューブからは血液や透析液が漏れ出した。「先生、大丈夫ですか」。チューブが抜けたことに気付いた男性が心配そうに声をかける。医療スタッフらが次々と集まり、男性に緊急処置を施すなど室内は騒然となった。

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