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元銀行マンと新聞記者が振り返る「イトマン事件」…全容は解明されず、今も残る「バブル恐怖症」

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産経新聞

 --イトマンが経営不振に陥った原因は 大塚 資金繰りに窮していた経営コンサルタントの伊藤寿永光氏(後のイトマン常務)に目をつけられ、住銀の融資がイトマンを経由して彼に流れた。イトマンはその後、伊藤氏を通じて(政治家や暴力団組長と付き合いのあった在日韓国人フィクサー)許永中氏とも関係を深め、食い物にされた。

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 --イトマンが経営不振に陥った原因は

 大塚 資金繰りに窮していた経営コンサルタントの伊藤寿永光氏(後のイトマン常務)に目をつけられ、住銀の融資がイトマンを経由して彼に流れた。イトマンはその後、伊藤氏を通じて(政治家や暴力団組長と付き合いのあった在日韓国人フィクサー)許永中氏とも関係を深め、食い物にされた。

 国重 住銀の元常務で、イトマンの再建を命じられた河村良彦さん(当時イトマン社長)が伊藤氏を呼び込んだ。当時は、銀行が反社会的勢力と関係を持つ時代だったが、河村さんは直につながっていたんだろう。磯田さんには問題意識があったはずだ。私は河村さんの暴走をとめられるのは磯田さんのみと思い、内部告発文書を(磯田会長に「苦言」を呈す立場にある)大蔵省の土田正顕銀行局長宛に郵送し、大塚さんにもリークして記事にするよう頼んだ。

 --イトマン事件に揺れる住銀内の雰囲気はどんな感じだったのか

 国重 磯田さんは腹心である河村さんを擁護し、イトマン事件が表沙汰にならないように画策していた。その一方、行内には改革派を中心に「膿」を出そうという動きがあり、派閥闘争と絡んで事態をより複雑にした。

写真一覧

  • 「イトマン事件」を振り返る国重惇史氏(右)、大塚将司氏(中央)、田村秀男産経新聞特別記者(三尾郁恵撮影)
  • 住友銀行元取締役の国重惇史氏
  • 元日経新聞記者で作家の大塚将司氏
  • 田村秀男産経新聞特別記者

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