Jリーグ“就活”前倒し 移籍制度変わり
2009/11/24 23:12更新
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サッカーJリーグもいよいよ大詰め。優勝争いの行方は大いに気になるところだが、毎年この時期になると話題になるのが、来季のチーム編成に伴う選手の移籍に関するうわさだ。ただ、10月から契約満了選手に関する移籍制度が大きく様変わりしたこともあって、各クラブとも例年以上に動きが早い。
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記事本文の続き ■若手有望株に触手
今オフの移籍市場の主役となりそうなのがMF香川(C大阪)。J2で目下27得点と得点王争いを独走する20歳の日本代表候補には、F東京の村林裕社長が「獲得の意思は伝えた」と明言。他にも浦和や鹿島などが関心を示している。
さらに日本代表MF本田が所属するVVVフェンロ(オランダ)など海外クラブからもオファーが。香川は当初から海外志向が強く、海外移籍以外ならC大阪残留が濃厚だが、「どこでレベルアップできるのかが重要。手を挙げてくれたチームの話は全部きく」とも話しており、シーズン終了を待って国内外で争奪戦が本格化する見込みだ。
この時期からこうした動きが表面化したのは、契約満了選手に関する国内移籍制度が変更されたことが大きい。香川とC大阪の契約は来年1月末まで。従来であれば他クラブは年明けまで交渉することができなかったが、制度変更で契約満了の6カ月前(今年のみ4カ月前)から交渉できるようになった。
また30歳未満でも契約満了選手は移籍金がかからなくなったため、「若手有望株を狙いやすくなったのは確か」とあるクラブ強化幹部。実際、J2降格が決まった大分のGK西川、MF金崎やMF柏木(広島)ら北京五輪世代の有力選手にも、早くも移籍のうわさが出始めている。
■大物も就職活動
一方で、早々に退団を表明する選手も。Jリーグ規約では選手への契約更新の通知は11月30日までに行うよう定められており、例年は12月に入ってから発表されるケースが多いが、FW播戸は4日、自身のブログで「G大阪と来季の契約を延長しないことになった」と発表。磐田も10日にFW中山、DF鈴木の戦力外による契約満了を発表した。
播戸は出場機会を求めて退団を決意し、中山はスタッフ入りを打診されたが現役続行にこだわった。磐田の辻鎮雄取締役は「現役を続けるにあたって、早く次のチームを探したいと言うことなので、この時期に発表した」と説明した。移籍制度の変更で各クラブとも来季のチーム編成が早まる中、早い段階で「フリー」を表明することで自身の可能性を広げたいとの思惑がある。(サッカー取材班)
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