阪神・伊藤隼フォーム改造、掛布に変身!
2012/02/08 17:54更新
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阪神春季キャンプ(7日、宜野座)阪神のD1位・伊藤隼太外野手(22)=慶大=が片岡打撃コーチの指導の下、打撃フォームの改善に着手した。左肩の高い位置に構えていたバットを、胸の前で構えてから左後方へ大きくテークバックする形に変更。第1クール中に見つかった課題をクリアするため、あの元4番・掛布雅之氏を彷彿とさせる打撃フォームで懸命に打ち込んだ。
背番号「51」がこの日は「31」に見えた。第2クール初日。肌寒い風の中で伊藤隼が生まれ変わり始めた。
「タイミングの取り方やトップへの持って行き方、トップからの振り出しを試しながらやっている段階です。ゆっくりトップに入って、間を作るという感じでやっています」
『静』から『動』。打撃フォームに明らかな変化が生まれた。この日の朝、片岡打撃コーチから提案を受け、即実行に移した。大きな変化は、バットを振り出すまでの構え方だ。
これまでは左肩付近の高い位置でバットを握り、トップを早い段階で固定していたが、グリップの位置を胸の前に移した。バットを細かく揺らしてタイミングをとり、そこから左後方へ大きくテークバックして振り下ろす。プロ15年で通算349本塁打を放ち、本塁打王3回、打点王1回の元ミスタータイガース・掛布氏を彷彿とさせる打ち方を取り入れた。
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記事本文の続き 第1クール最終日だった5日。和田監督は「グリップがまったく動かないというか、柔らかくない」と注文をつけた。柔らかさの必要性を説き、金本の打撃を注視させていたが、第2クールからという異例の早さで打撃改造に着手した。
「トップの位置が、入りすぎるくらいのところから打っていた。こういう方向に変えていかないとプロでは厳しいと本人にも話をした。1番強く振れるポイントを探しているところ」
片岡打撃コーチのチェックの下、新スタイルで今季初の特打に取り組んだ。鳥谷や金本の打撃を見させてから反復練習。まずロングティーで340スイングし、続いてフリー打撃。D4位・伊藤和雄投手(東京国際大)との“対戦”は30球、23スイングでヒット性8本と上々の内容。その後は99スイングでサク越え3発だったが、同コーチは「ロングティーで遠くに飛ばそうとしたら自然と距離をとって、ゆっくりタイミングを取るから、勝手にトップが入ってくる。日に日によくなっている」と評価した。
「ひとつひとつ自分なりに消化してやっていきたい。実際に見て(金本や鳥谷との)差をすごく感じる。参考にして自分の形にしていけたらと思います」
第2クールは変化のとき。キャンプが終わる頃には、生まれ変わっていてみせる。開幕スタメンへ向けて、新たな伊藤隼の打撃スタイルを作り上げていく。(高瀬悟嗣)
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