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プロ野球 夢のない補強、こんな「経験者採用」はいらない
2012/01/11 21:15更新
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昨シーズンまで巨人に在籍したラミレス外野手、グライシンガー投手、ヤクルトにいたホワイトセル外野手の3外国人選手には共通項がある。それは日本球界のキャリアスタートがヤクルトだったことと、このオフ、新天地への「再就職」が決まったことだ。
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記事本文の続き 日本で活躍できる外国人選手を連れてきたヤクルトは見る目があるなと思うが、ここで言いたいのはそれではない。DeNAがラミレス、ロッテがグライシンガー、ホワイトセルと、昨季のリーグ最下位チームが、良くいえば「経験者」、悪くいえば「お古」に低迷脱出の任を託すという夢のない補強をしたことだ。
ここ数年、外国人選手の「使い回し」は多い。西武を離れ、今季から自身2度目の楽天所属となるフェルナンデス内野手はパ・リーグでいたことのない球団はソフトバンク、日本ハムだけ。昨季途中まで西武にいたシコースキー投手はロッテ、巨人などにも在籍した。
昨季、ソフトバンクでリーグ最多の19勝を挙げ、今季から大幅年俸アップで巨人に移ったホールトンのような例は別として、彼らの多くは「細く長く」のスタイルで、移籍先で輝く活躍をすることは少なかった。つまり選手としての「底」が見えているのだ。
そのパターンでいくと、ラミレスはどうだろうか。37歳と年齢が高く、打撃や守りに衰えは隠せない。DeNAは広島にいたジオ投手も獲得しており、新外国人の調査は国内でしかしていないのかと思ってしまう。
今季37歳になるグライシンガーもひじの故障で2010年は勝ち星なし、昨季は1勝止まり。まだ力は残っていると判断されたのだろうか。
両球団とも昨季より成績が落ちることはないのだから、若手に任せてみるとか、新しい外国人を探し出すとかすべきなのでは。勝ちながら、若手を育てるといいながら、「旧外国人」を使うことで、若い選手の出場機会が減ることは避けたい。
昨季、広島がクライマックスシリーズ(CS)進出争いをしたのは先発のバリントン、抑えのサファテ両投手がいたから。中日のリーグ連覇に貢献したネルソン投手はイスラエルのリーグに所属した経験を持つが、最初見たとき、こんな投手をよく見つけてきたなと感動さえした。
今季途中、成績の悪いチームがお手軽に外国人選手を呼んだなら、シコースキーや、昨季限りでソフトバンクを退団したオーティズ外野手ら「むかしの名前」が戻ってきそうで怖い…。(鮫島敬三)
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