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井川の二の舞ゴメン! 阪神と藤川、共通の思い
2009/11/26 01:20更新
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今オフはポスティングでのメジャー移籍を訴えることを控え、来季阪神でのプレーを誓った藤川球児投手(29)。球団は最低でもFA権取得の2012年まで、同投手を手放すつもりはさらさらない。
藤川は一昨年オフからメジャー移籍を球団に訴えて以来、毎年契約更改交渉で注目の存在。今年も自身のメジャー挑戦希望について「球団に伝えていくことに変わりはない」と話す一方で、「ポスティングは球団の了承がないとできないこと」と来季も阪神でのプレーに専念する意思を明らかにした。
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記事本文の続き 沼沢正二球団本部長は藤川について「FA権取得までにまだ年数があるので、ストレートの威力のあるうちに(メジャー挑戦したい)というのは本人にある。だが、彼は球界の宝。米球界に日本の宝をやすやすと出したくない。井川君は最終的にOKを出したが、どう違うねんと言われると…」と最後は言葉を濁した。
2006年オフにエースの井川慶投手をポスティングにかけ、ヤンキースから約30億円を手にした実績がある。FA権取得前の移籍を訴えた井川に球団はポスティングを認める条件として「ポスト井川」と呼べる先発投手の台頭を条件にしていたが、今回の藤川に対する取り扱いは全く違う。
「藤川の代わりが出てくれば、という話は考えていないし、考えられない」と沼沢本部長は、刹那的な商売に走ること自体を完全否定する。
他球団関係者は「藤川のお兄さんの話ではメジャー移籍を訴えた当初はヤンキースに行きたくて仕方がないということらしいが、先にヤンキースに入った井川がメジャーの舞台に立てないでいる。藤川としてもさすがに自分も同じようにポスティングで、と球団に押していける機運ではないのをよくわかっているのだろう」と話す。
実際に沼沢本部長は「ビジネス以前の問題と思う」とポスティングについては首を横に振り続ける。井川個人の夢を優先させた代償に3シーズン続けてリーグ優勝を逃し、球団経営的には差し引きマイナス。損失が大きかったことを自覚する球団としては、同じ過ちを繰り返すことだけは避けなければならないのだ。(上阪正人)
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