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工藤獲得へナベQ前向きも…球団社長は「白紙」
2009/10/27 19:30更新
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横浜を自由契約となった工藤公康投手(46)の古巣・西武復帰はまだまだ波乱含みだ。
「工藤が西武のユニホームで47歳現役を迎える可能性が高くなった」と一部で報道された26日、渡辺久信監督は「戦力として興味がある。左腕でコントロールがいいし、スピードもあり、連投もできる」と実に前向きな姿勢を見せた。一方、小林信次球団社長は「白紙です。(かつて)ライオンズにいて歴史の重要な部分を担った選手であることは確かだが、(来季の)戦力かどうかは全くの白紙」と語気を強めた。この温度差が、気になるところ。
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記事本文の続き 新たに来季から2年契約を結び直す渡辺監督だが、球団との間で微妙なパワーゲームが見え隠れする。
若手育成の手腕に定評がある上、かけがえのない話し相手でもあったデーブこと大久保博元・現編成部プロ担当の1軍打撃コーチ復帰を強く希望する渡辺監督。昨年のスキャンダルの“みそぎ”が済んだとするには時期尚早とみる球団。両者による水面下の綱引きで、いったんは現職据え置きが固まったが、最後の最後に「2軍打撃コーチ」としての現場復帰が落としどころとなり、この日発表に至った。
来季は仮に打線が不振に陥った場合、シーズン中にも大久保氏の1軍コーチへの配置転換がスムーズに行えることになる。
46歳の工藤、45歳の苫篠誠治(現中日コーチ)、44歳の渡辺監督、来年2月に43歳となる大久保氏、42歳の清原和博氏の1歳ずつ違う仲良し5人は、西武若手選手時代、試合で活躍するかたわら、ナイター終了後には連れだってタクシーで東京・六本木などに繰り出して豪遊した。人呼んで「ウルトラ5兄弟」。工藤は「当時の森監督にはよく『門限破りだ。罰金を持ってこい』と怒られたけれど、『おれを2軍に落とせるものなら落としてみろ』と思っていたから無視していた」などと懐かしそうに振り返っている。
渡辺監督と親しい関係者は「監督は今でも工藤と連絡を取り合っているし、工藤の現役続行がピンチとなれば、手を差し伸べたいと考えるのが自然」と指摘する。
その渡辺監督は兄貴分にあたる工藤について「付き合いが長いとかじゃない。もし獲るなら戦力と考える」と強調したが、指揮官の精神衛生上、理想的なのは“5兄弟”の再結成か?!(宮脇広久)
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