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WBCのイチロー再現 不振ヤクルト青木“イチ躍”救世主

2009/09/28 17:40更新

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 ヤクルト青木宣親外野手(27)が“イチロー・モード”に入った。ヤクルトは27日の横浜戦(神宮)に勝ち、5連勝。今月5日から9連敗、18日からも4連敗と窮地に陥っていたが、青木が21日から4番に座って20打数8安打、打率.400(27日現在、以下同)と爆発してチームを引き上げ、3位をキープしたまま28日から眼下の敵・阪神との直接対決3連戦に臨む。

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記事本文の続き 日本を代表する安打製造機で、4番は柄にもない。「3番が適任だろうけどデントナのケガ(左足故障)で、今は調子の良い青木に頼るしかない」(淡口打撃コーチ)という苦肉の策が、まんまと当たっている。何より青木自身が「(4番を命じられて)うれしかった。4番を打ってみたかった。高校でも大学でもなかったから、まさかプロで打てるとは」とご満悦だった。

 今年はWBCの全試合で侍ジャパンの3番を務めて大活躍したが、公式戦開幕直後に右肩へ死球をくらったのをきっかけに大低迷。打率は4月末時点で.233、5月末になっても.239。過去に首位打者2度、昨年も打率.347をマークした男とは思えず。揚げ句、「守備に気が入っていない」と高田監督の怒りを買って、懲罰で一時はレフトへコンバートされ、踏んだり蹴ったり。

 ところが、クライマックスシリーズ(CS)進出のかかるこの時期になって救世主的な働き。その姿は、WBCで戦犯扱いされるほどの不振に陥りながら、決勝・韓国戦での決勝打1本で一転ヒーローになったイチローとオーバーラップする。「それはわからないですけど、勝負どころで調子が上がってきてよかったとは思います」と青木。今季打率も.293まで挽回し、5年連続3割もあきらめていない。(宮脇広久)

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