【感球自在】館山の脳裏に焼き付いた三浦のブルペン
2009/07/31 20:15更新
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「まっすぐとカーブだけだったんですけど、低めにピンポイントでくるんですよ。同じ腕の振りからテレビゲームのような緩急で、ビシッ、ビシッって。すごいコントロールでしたよ」。ヤクルトの館山は、間近で見た横浜・三浦の投球練習が頭から離れない。
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記事本文の続き 今季の球宴第1戦でのこと。マウンドへ向かう直前にベテラン右腕のブルペンを、阪神の藤川や巨人の山口、中日の川井、吉見と見つめた。バランスの取れた理想の投球フォームから投じられる球筋。ブルペン捕手のミットは微動だにしなかったという。「三浦のブルペンは一見の価値あり」と言われる所以(ゆえん)を肌で感じた。
テレビ放映権料の値下がりなどで、球宴の存続意義が問われている。だが、現場の選手にとっては、今も昔も他球団の一流選手と接するまたとない舞台だ。2年連続で出場した館山もこの機会を逃さず、「三浦さんとは投げ方も投球スタイルも違う。だけど、『すごいな』と思ったし、見て学ぶこともありました」と先輩右腕の背中から収穫を手にした様子だった。
後半戦最初のマウンドは、3差で追う中日との3連戦初戦を託された。それでも試合前の練習後は、クラブハウス前で待つ子供たちの長蛇の列に快くサインし、気負いは感じさせなかった。
いつか自分も後輩の視線を背中に感じられる投手へ-。リーグトップタイの11勝を挙げる館山が、中日打線に立ち向かった。(田中充)
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