【スポーツ群像】ゴルフ魂注入 ラリー・ネルソン氏が東京国際大名誉監督に
2009/06/27 09:30更新
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日本でもなじみの深い米男子ゴルフの往年の名プレーヤー、ラリー・ネルソンさん(62)が来年7月から、東京国際大学ゴルフ部で名誉監督として若手選手の育成に乗り出す。全米オープンなど日米通算13勝を挙げた実力を余すことなく伝授し、ゴルフ選手としてだけでなく、国際社会で通用する人材の育成を見据える。
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記事本文の続き 来日したネルソンさんは今月23日、東京都新宿区の東京国際大で、就任について「ゴルフスイングの上達だけでなく、若い世代を育てることで世の中に貢献できるし、若者を育てることに興味があった」と説明。米国でも教育熱心なゴルファーと評価される一面をのぞかせた。
ベトナム戦争で肩を負傷したネルソンさんはプロを目指した野球を断念し、21歳でゴルフを始めた。24歳でプロ入りすると、31歳で米ツアーに初優勝。「自分の信念を信じ、いつから始めても遅くないと言い聞かせてきた」といい、1981、87年の全米プロ、83年の全米オープンを制覇。高年齢でゴルフを始め、最も短期間で上達した最高のゴルファーとして、プロ仲間からも尊敬を集めている。
80年の東海クラシックなど3勝を挙げている日本には何度も来日し、今では「家に帰る感覚で来ている」と話すほどの親日家。その日本で、ゴルフを通じて真の国際人養成を目指す東京国際大学の考えに共鳴し、今回の就任となった。
ゴルファーとして実績を残せたのは「ボクの中にメンタル的にタフネスがあったから」と話すネルソンさんは、スポーツの中でゴルフは心技体の充実が「本当に試されるもの」とし、学生にはこの点を「伝授できる」とも語る。
監督を務める常住(つねずみ)治秀さんは身長173センチ、体重72キロと米国人としては小柄なネルソンさんの指導は「日本に合うと思っている」と期待する。ネルソンさんの来日は年1回程度の予定だが、インターネットを通じて直接やり取りができるという。
17歳の石川遼に代表されるように日本の若手が米ツアーに目を向ける中、練習環境が米国並みに整ってきたことで「今の若手には米ツアーで勝てるチャンスはあると思う」とみる。そのための重要な点として「まず(アプローチやパッティングの)ショートゲームを練習し、優秀なゴルファーに共通する基本的な動作を大切にすること」の2点を強調した。
来年の入試で男女50人のゴルフ部員を募集するという同大学の説明では、指導のための施設が来年7月に埼玉県内の坂戸キャンパスに完成予定という。(松本恵司)
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