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05/30 13:53更新
一昔前のLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の選手名鑑は、別名「怪獣図鑑」などとひどい言われ方をしたものだ。が、最近はかなりカワイイ娘が増えてきた。中でも個性派ナンバーワンは、「キンクミ」こと19歳の金田久美子だ。
自らを「ギャルファー」と呼ぶように、ギャル系ファッションが目を引く。茶髪にピアス、ネイルもきれいに整えられ、クラブのグリップもピンクで統一している。
初めてゴルフクラブを握ったのは、3歳の時。8歳で世界ジュニア選手権(10歳以下の部)を制して、あのタイガー・ウッズに並ぶ記録を作った。その後も数々のアマチュアの大会で優勝。プロの大会でも度々、上位に顔を出すなど、天才少女の名をほしいままにした。
だが、ことはそう簡単には運ばない。昨年のプロテストは、1打足りずに涙の不合格。年末に行われたQTでトップ通過を果たし、ツアーへの参戦資格を得たが、プロ転向1年目の今季、思わぬ苦戦が続いている。
開幕戦のダイキンオーキッドレディス(3月6~8日)から4週続けて予選落ち。ようやく4月17~19日のライフカードレディスで9位タイ(3オーバー)に入ったが、続くフジサンケイレディス(4月24日~26日)から先週末のヴァーナルレディース(5月15~17日)まで再び4週連続予選落ちと、まさに“プロの壁”にぶち当たっているのだ。
それでもフジサンケイレディスの指定練習日には、6番ショート(177ヤード)でホールインワンを決めるなど、非凡な才能は健在だ。
とかく、「みんなと同じカッコをして同じことをやっていればいじめられない…」と、没個性化の進む世の中にあって、「ほかの人とかぶらないプロになりたかった」と言い切る金田の存在は貴重だ。
今季から、タイガー・ウッズも契約するナイキと、日本の女子プロゴルファーとしては初の総合契約を結んだ。もちろん、目指すは女版タイガー。ギャルファー、キンクミの本領発揮はこれからだ。