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ナイフの男、警官が警棒で応戦、逃げ惑う通行人…のニュース本文

06/08 14:08更新

 暴走トラックが横断者を次々とはね、車から降りてきた金髪の男が鈍く光るサバイバルナイフを振りかざし、通行人らに襲いかかった。8日の白昼、歩行者天国でにぎわう東京・秋葉原で起きた連続通り魔事件。「楽しいはずの買い物だったのに…」。買い物客の歓声は悲鳴にかわり、歩行者天国に似つかわしくない血の海が現場に広がった。
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 事件は、休日の秋葉原という都内で、最も若者らが集まる場所で起きた。8日午後0時35分。男はレンタカーの2トントラックをジグザグ走行させながら赤信号の横断歩道に突っ込んできた。はねられたのは5~6人。現場には買い物袋などが散乱し、通行人は「秋葉原はみんなが楽しむ場所なのに…」と声を震わせた。
 さらに、トラックから降りてきた男の手にはサバイバルナイフが…。男は声にもならない奇声を発しながら、ナイフを通行人らに振り回した。100人を超える通行人が一斉に逃げまどい、悲鳴と血の海が現場に広がった。
 近くのパチンコ店店員は「10メートル先を刃物を持った男が興奮した様子で横切った。とにかくすごい悲鳴をあげていて、怖くなって逃げ込みました」と話す。
 男は通行で駆けつけた警察官にも襲いかかったが、脇道を逃げ込んだところで殺人未遂の現行犯で取り押さえられた。買い物に来た20代の男子学生は「ナイフで襲いかかる男に警察官が警棒でチャンバラのように応戦していた」と話していた。
 男は静岡県裾野市の加藤智大容疑者(25)。「生活に疲れてやった」。こう動機を口にしているという。レンタカーも静岡で借りて上京してきたとみられる。「何もこんなところでやけを起こす必要はないのに…。身勝手すぎる」。買い物客からは憤りの声も漏れた。 日曜日の歩行者天国で賑わう秋葉原の電器街に、悲鳴と怒号が響いた。8日昼すぎに起きた通り魔事件。警視庁や目撃者の話によると、買い物客で賑わう秋葉原の歩行者天国にトラック乱入、歩いていた人をつぎつぎとはねた。トラックは止まり、駆けつけた警察官が近づくと、運転席に座っていたとみられる男が車を降りて、大声をあげながら警察官や通行人に次々と切りつけたという。
 男は金髪でメガネをかけており、まもなく警察官に取り押さえられた。現場は、JR秋葉原駅からほど近い、電気街の中心部ともいえる交差点の近く。周囲には東京消防庁の救急車が17台駆けつけ、騒然とした雰囲気のなか、救急隊員が交差点の中央で倒れた人に懸命の心臓マッサージを施す姿が見られた。
 目撃者の女性は「男の人と女の人が胸から血を流して倒れていた。動けなくなっていた」と青ざめた表情で話していた。