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01/25 22:53更新
全豪オープンテニス準々決勝で惜しくも敗退した錦織圭選手(22)。しかし、日本男子80年ぶりの8強入りという快挙は、テニス人気の復活に火を付けただけでなく、ウエアに付いた「ユニクロ」や「カップヌードル」などのブランドを展開するスポンサー企業も活気づかせている。
「ケイが着ているテニスウエアを商品化して欲しい」。ユニクロを運営するファーストリテイリングには、多いときで1日10件以上、ファンの要望が寄せられているという。
同社は昨年1月、錦織選手と5年間のスポンサー契約を結び、独自開発のテニスウエアを提供する。今月から着用するシャツは、動きやすさや汗の吸いやすさ、速乾性を改良し、従来比28グラム減の127グラムと軽量化。錦織選手も「最大限、自分の意見を取り入れてくれた」と喜んだという。
海外展開を加速する同社にとって錦織選手の活躍はまさに“渡りに船”。「錦織選手が好成績をおさめれば、出店していない国々からも注目される」(同社)からだ。
錦織選手が愛用する「ウイルソン」のラケット(3万5700円)は2月中旬に発売されるが、同ブランドを展開するアメアスポーツジャパン(東京)には、すでに数千本の先行受注が入っているという。担当者は「通常製品の3~4倍。生産が追いつかない状態」。阪急百貨店梅田本店イングス館(大阪市北区)も「(同ラケットの)注文がどんどん入ってくれれば」(担当者)と期待する。
日清食品ホールディングスは、ユニホームの袖にロゴを入れる「パッチスポンサー」契約を更新したばかり。錦織選手が汗を拭うたびに袖から見える「カップヌードル」のロゴが、世界中に放映され、知名度アップは間違いない。
関西大学大学院の宮本勝浩教授は「錦織選手のCM起用など、人気に比例して、商品の売り上げも伸びるだろう」と予想する。