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官僚こっそりムダ復活…鳩山「金看板」死守できる?
2009/10/23 23:54更新
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鳩山政権が掲げる「無駄撲滅」を陣頭指揮する行政刷新会議が始動した。過去最大の95兆円に膨らんだ2010年度予算概算要求を削減するため、「事業仕分け」を進めるが、既得権益を死守したい霞が関の抵抗は必至。さらに概算要求には、民主党が野党時代に無駄と指摘した事業も潜んでいる。どこまで「必殺仕分け人」(鳩山由紀夫首相)はメスを入れることができるのか-。
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記事本文の続き 22日、官邸での行政刷新会議の初会合後、民主党の枝野幸男元政調会長ら事業仕分けをする実動部隊のメンバーが招集された。
鳩山首相は9月、概算要求の提出に向けて各閣僚に「要求大臣」から「査定大臣」への転身を指示した。ところが、ふたを開けてみれば概算要求総額は09年度当初予算の総額88兆を上回る95兆円に膨張してしまい、鳩山政権の「無駄排除」が看板倒れになりかねない状況なのだ。
事業仕分けの具体的作業は、枝野氏ら民主党の政策通のほか、財務省出身者の「過去官僚」と呼ばれる議員も即戦力として参加。完全公開の場で予算や特別会計にも切り込み、11月末までに結論を出す方針だ。ただ、事業仕分けの対象は国の全事業約3000のうち、1割にも満たない240事業程度しかない。
それでも「霞が関は猛烈に反対する。特に国土交通省など事業官庁は、閣僚をうまく操りながら、さまざま理屈をつけて抵抗してくる」(野党関係者)との見方は強い。実際、23日付の朝日新聞によると、民主党が政権交代前に、無駄と判断して廃止や削減を求めてきた事業のうち、20を超す事業が別の項目に潜り込ませるなど巧妙な手口で予算要求していたことが判明。例えば、「廃止」事業とされた「『心のノート』活用推進事業」が道徳教育関連予算に含まれ“復活”する-という具合だ。
概算要求段階で閣僚ら政務三役が見抜けなかったのか、政務三役はやはり必要な事業と判断したのか、その背景は定かではない。だが、事業仕分けを通じた無駄撲滅は鳩山政権の金看板だけに、民主党関係者は「霞が関お得意の落とし穴をどれだけ見抜くことができるかがカギ。政権の浮沈を左右しかねない」と話している。
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