小沢氏の定例会見なし 鳩山代表「個人の判断。私はかかわっていない」
2009/05/19 18:25更新
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【鳩山会見詳報 ~19日午後~】(1)/(2)完
民主党の鳩山由紀夫代表は19日午後、東京・永田町の党本部で記者会見を行い、小沢一郎筆頭代表代行が定例の記者会見を行わないことになったことについて「やるかやらないかは政治家個人の判断。私は一切、かかわっていない」と述べた。また小沢氏の「政治とカネ」をめぐる問題について「小沢氏個人の問題であり、裁判で決着をつける話」と語った。記者会見の詳細は以下の通り。
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【挙党一致態勢】
「本日正式に、鳩山-岡田体制がスタート致しました。これに小沢(一郎筆頭)代表代行を加えまして、5人の執行部体制を確立をいたしました。早期に執行部ができたことをなによりだったと思っておりますし、挙党一致態勢が確立をしたと。そのように考えているところでございます。言うまでもありません。いわゆる国民、市民の目線で新たな政治を興すと。そのためには総選挙での勝利をなんとしても作り上げていかなければなりません。そのために必要なことは例えばマニフェストの作成であり、あるいは野党の共闘でもございます」
「さらに、国民の皆様方に、麻生政権に対して、あまりにも不満が鬱積(うっせき)をいたしておりますから、国会の論戦を通じて麻生政権に対して、国民の皆様方の期待を民主党に一身に集めていただけるように、最大の努力をしてまいりたいと思っております。きょうからいよいよ、正式にスタートいたします。どうかよろしくお願いいたします。以上です」
--きょう、参院側で党首討論を27日に実施することで合意したようだ。麻生太郎首相との初の対決になるが、どんなテーマでどのような党首討論にしたいいか。またきょう行った各党へのあいさつ回りの際に、麻生首相から党首討論や平成21年度第1次補正予算案審議などについて会話はあったか
「実際には、党首討論はこれは国対と現場で最終的に詰めていただきます。私としてはできるかぎり積極的に党首討論に臨んでいきたい、ということを伝えているところでございまして。あとは現場の判断で日程を決めていただきたいと。そのように思っております。テーマはこれから決める話でございますが、当然のことながら麻生政権、ご案内の通り、国民からこの政権ではダメだと言われている、すなわち官僚支配をしてきたことに対する大きな不満が国民から出ていますから、国民の代表として代弁しながら、政策論争に挑戦してまいりたいと。これから中身は詰めていきたいと思っております」
「それから麻生(自民党)総裁との間で若干、党首討論の話は申しました。『私としてはできるだけやりたい』と。国会論戦を通じてできるだけ国民のみなさんにわかりやすい議論を提供して、そのことによって国民の皆様方に、どういう政治というものが望まれているのか、どういう政策というものが期待されているのか、それをしっかりと示すことが大事ではないか。というようなことを申し上げました。麻生総裁のほうは基本的に、結構ではないか、という感じでお話がありました。どのような言葉を使われたかは必ずしも記憶にありません」
【補正予算審議】
--解散時期とも絡む、補正予算の採決時期について。早期解散に響くだけに、月内の参院採決も選択肢なのかうかがいたい。また、補正予算の関連法案については、今週金曜にも衆院で採決するのか
「ご案内のとおり、補正予算あるいは関連法案の処理に関しては、幹事長の岡田さんのほうにしていただいて、国対と議論して決めていただく、ということであります。当然のことながら私は一般論として言っておりますことは、いたずらな審議の引き延ばしとか、あるいは審議もしないでいいから解散に導くために早く審議をやめてみたり、それは双方とも取るべきではない。やはり十分な審議を経て、そして堂々たる論戦をして、そして採決をやるべきであるということであります。詳細に関しては幹事長、国対委員長が判断するものということになります。これは関連法案に関しても同様であります」
【衆院選議席目標】
--鳩山代表として、次期衆院選での議席数目標は
「当然、私ども民主党は政権交代を果たします。政権交代を果たすためには、最低でも自民党の議席を1議席以上上回らなければなりません。それが、ある意味で分かりやすい目標だと思いますが、ただ具体的な数字ということになれば当然、過半数目指す、あるいはそれ以上の目標を立てて、その目標の達成に向けて全力を傾注するということであろうかと思います。まだ具体的な数字というところまで目標を立てているわけではありません。できうれば当然、過半数を。最低でも第一党に、衆院においても参院においても、ならなければならない。そうでなければ、政権交代はできない、というふうに考えております」
【裁判員制度】
--裁判員制度が始まるが、民主党は取り調べの可視化をすべきだと言っているが、可視化が進んでないときにやることについてどうお考えか。また、制度の実施延期法案が議連で提出するという話になっているが、民主党はどうするか
「民主党も裁判員制度の議論というのは、最近においても議論をいたしているところであります。あとわずかで裁判員制度がスタートする直前であります。われわれとしても取り調べの可視化というものをぜひやるべきであると、しばしば申し上げてきたわけでありますが、残念ながらこんにちまで、できておりません。しかし取り調べの可視化を前提条件というところまでしてきてはおりませんでした。従って、裁判員制度というものに対して、いろいろな問題点はあるけれども、まず前提条件でないということであればですね、裁判員制度をスタートせざるを得ないと思います」
「しかし、個人的な見解で申し上げれば、私の思いというのは別にして、本来、もっと慎重でなければならない話ではなかったのではないかと思っておりますし、一方で超党派の議連でもう少し時間かけてと、しばらく延長する、あるいは延ばすということを議論しておられるともうかがっております。従って、スタートをするにしても慎重にすべきではないかと思っておりますが、党の決定という意味では、政調会長のもとで、次の内閣で民主党としての対応をすることになっております」
【再び党首討論】
--党首討論について。鳩山氏はきょうの共産党へのあいさつ回りの際、共産党も大いに出番を作ったほうがよろしいかと思う、と言っておられた。共産党の党首討論を認めたほうがいいという趣旨か。また、首相が国会に出席する週は党首討論を外すという国会での申し合わせを見直すことも考えておられるか
「私は共産党さんに対して、QT(党首討論)どうですかと申し上げました。これは事実であります。これはですね、野党間ではまとまっている話でありまして、どのぐらいの(議席の)パーセントがなければできないみたいな話があり、それではなかなか難しいんでありますが、しかしそれぞれの公党として、責任をもっている政策をおっしゃっている政党がですね、やはり国会に議席がある以上、なんらかの形で参加する可能性を検討するべきではないかという意味であります。そこに関して、質問がありました、総理の出席がある週はどうのこうのということも含めて、まあ私が検討しろという話ではありませんで、むしろこれは現場でもっと活性化するためどうか、ということで議論していただきたいと願っているところでございます。先ほど共産党の、あるいは野党のQTへの参加に対しては、野党はそれで共同歩調取れているんですが、与党のほうが、躊躇(ちゅうちょ)している状況が現実です」
=(2)完へつづく
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