天皇陛下 狭心症と診断
2012/02/13 00:18更新
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宮内庁は12日、天皇陛下が心臓の冠動脈バイパス手術を18日に東大病院(東京都文京区)で受けられると発表した。天皇陛下は11日に冠動脈の流れを詳しく調べる検査を受けられ、血管の内部が狭くなる「狭窄(きょうさく)」の症状が昨年より進行し、狭心症と診断された。医師団と陛下が相談の上、手術に踏み切ることを決めた。
天皇陛下が手術を受けられるのは2003年1月の前立腺がん摘出以来。陛下は12日、検査入院していた東大病院を退院し、住まいの皇居・御所に戻られた。
冠動脈は心臓を取り巻くように大きく3本に枝分かれした血管で、心臓を動かす筋肉に酸素や栄養を送る役割を果たす。11日の造影検査で、3本のうち左冠動脈の回旋枝(かいせんし)と前下行枝(ぜんかこうし)の2本に狭窄が見つかり、両方に別の部位の血管を使って血流の迂回(うかい)路をつくる手術を受けられることになった。
記者会見した金沢一郎皇室医務主管と永井良三東大教授(循環器内科)は「地方訪問やテニスなどの日常活動がもっとできるよう、生活の質を向上いただけるために手術を選択した」と説明。前立腺がんの手術後に続けているホルモン療法の副作用で骨粗鬆(こつそしょう)症になる心配があり、日常的に運動が必要なことも手術を決断した背景として挙げた。
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記事本文の続き 18日の手術は東大病院の心臓外科チームと、手術成功例が多い順天堂大が合同で実施。全身麻酔をして、心臓を動かしたままの状態で、バイパス用の血管をつなぐ。手術は5時間ほどかかり、順調に回復すれば2週間程度で退院できるとしている。
宮内庁によると、手術まで天皇陛下の公務日程に大きな変更はない。陛下は手術から約3週間後の3月11日、東京で開かれる東日本大震災1年の追悼式に出席される予定になっている。
天皇陛下は昨年2月に冠動脈の造影検査を受けられ、血管の一部が硬くなったり狭くなったりしていることが分かった。投薬治療で経過をみられていたが、最近も卓球など軽い運動をされた際、わずかに血流が悪い状態になられることが判明した。
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