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いじめ増加に転換 7万7000件22年度小中高認知件数 実態把握進む

2012/02/06 23:30更新

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 小中高校などで平成22年度に、いじめを認知した件数は7万7630件となり、前年度比6・7%増で、現行の調査方法となった18年度以降の減少傾向から初めて増加に転じたことが6日、文部科学省の「問題行動調査」で分かった。昨夏に公表した速報値に、東日本大震災で未集計だった被災3県分などを加え、確定値として発表した。

 調査結果によると、小学校が最も多く3万6909件、中学校が3万3323件、高校が7018件、特別支援学校が380件だった。いじめが「解消した」割合は79・0%で前年度より0・5ポイント減った。

 いじめの内容では「冷やかしや悪口」(66・8%)が最も多く、「仲間外れや集団無視」(20・8%)が続いた。パソコンや携帯電話による誹(ひ)謗(ぼう)中傷も3051件(3・9%)あった。

 自殺した児童生徒は9人減の156人で、このうち、いじめがあったとされたのは中学生4人だった。

 各学校での主ないじめの把握方法は児童生徒への個別面談や生活ノートなどだったが、文科省では21年度調査から個別アンケートの徹底を通知。今回の実施率は90・7%に上った。

 文科省の担当者は、認知件数が増加に転じた理由について「単純増ではなく、個別アンケートが徹底されたため、実態把握が進んだのでは」としている。

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