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黒澤明財団また騒動!スピルバーグらに無断で「理事」記載
2010/03/24 18:14更新
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映画界の巨匠、故・黒澤明監督の記念館を建設するために設立された財団法人「黒澤明文化振興財団」(佐賀県伊万里市)が、ジョージ・ルーカス(65)、スティーブン・スピルバーグ(63)、マーティン・スコセッシ(67)の3人の大物映画監督を財団理事として記載、3人から財団に苦情が届いていたことが分かった。財団側が3人の承諾なしに理事として法人登記簿に記載した可能性がある。ハリウッドを巻き込んだ騒動に発展しそうだ。
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記事本文の続き 記念館建設のための寄付金約3億円を流用していたことが判明し、ずさんな運営があからさまになった財団に、また新たな不祥事が発覚した。
法人登記簿によると、3人の監督は2008年7月から理事に就任。財団側によると、3人は同月、生前の黒澤監督と親しかったため理事就任を承諾し、「世界の文化に貢献されることを期待します」とするサイン付きの承諾書を県に提出したとしている。
しかし、黒澤監督の長男で、財団の黒澤久雄理事長(64)は「特別(名誉)理事だったのを当時の担当者が勝手に理事就任の承諾を得ていると思った。3人からクレームが届いており、名誉理事に戻したい」と説明。
県関係者によると、3人の承諾書をもらった黒澤氏側の担当者がすでに死亡しており、3人が登記簿に理事として記載されている経緯は不明だという。
このため、監督官庁である県は、財団が3月末までに理事会を開き、理事を改選するなど財団の運営を改めることを求め、改善命令を出す方針を固めた。あわせて、使い込んでしまったとされる財団の基本財産の積み増しも要求する。
だが、理事会を開くためには、現在7人いる理事のうち5人の出席が必要。理事になっていることに異議を唱えている3人の監督は米国在住で、来日して理事会に参加することは事実上不可能。他の4人も伊万里市に住んでいる人はおらず、3月末までに理事会を開くことは難しい状態だ。
財団側が3月10日付で県に提出した文書には、「現下の財団の状況から、すぐの進捗は難しい状況にあり、ひと段落するまで時間をいただきたい」と要望。改善命令が出るのは確実な情勢になっている。
ルーカス、スピルバーグ、スコセッシはもちろん、多くの映画人があこがれ、目標としている“世界のクロサワ”だが、こうしたドタバタ劇はC級映画にも似合わないだろう。
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