鳥取連続不審死 事件発覚から1週間 共通点は「スナック」
2009/11/10 21:23更新
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鳥取の連続不審死事件で、詐欺容疑で逮捕された元スナック従業員の女(35)の周辺で死亡した6人の男性は、いずれも女の勤務先のスナックに出入りしていたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。事件は11日で発覚から1週間。3人の遺体からは睡眠導入剤が検出され、女は普段から導入剤を持ち歩いていたとの証言もある。次々に起こる奇怪な「死」と「薬」は関係があるのか-。鳥取県警の捜査は続く。
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記事本文の続き 「とにかく甘え上手。自分の身の上話で男性の気を引くのもうまかった」。女が2年前まで勤めていたスナックの女性経営者(67)は、女についてこう語る。
女の知人らによると、女は鳥取県北栄町出身。県内の高校を中退し、平成5年ごろ大阪で自衛官と結婚。離婚して地元に戻り、鳥取市内でスナックの経営を始めた。
19年8月に水死した古田新一さん=当時(27)=は約8年前に店で知り合った。16年5月に列車にひかれて死亡した読売新聞鳥取支局の男性記者=同(42)=も常連客だった。
女は古田さんと知り合ってから間もなくスナックを閉店。16年ごろに古田さんの自宅近くに引っ越し、古田さんの親族の紹介で17年11月から別のスナックで働くようになった。
このスナックには、今年4月に死亡した矢部和実さん=同(47)=や女と同じアパートの別棟の住人で、10月27日に変死した田口和美さん(58)も出入り。10月7日に鳥取市内の川で遺体で見つかった円山秀樹さん(57)も仕事仲間に紹介され、数年前から通っていたという。
この3人の遺体からはいずれも睡眠導入剤が検出。女が古田さんと同居中の約4年前に不眠症を訴え、鳥取市内の病院で導入剤を処方された時期とも重なる。
捜査関係者によると、女はここ数年の間に少なくとも10人以上の男性と交際していたとみられ、複数の男性が交際中に「意識がもうろうとした」と体調の異変を訴えている。
昨年2月に鳥取市郊外で死亡しているのが見つかった鳥取県警の男性警察官もスナックの客だったという証言もあり、女の周辺で死亡した6人との接点はいずれもスナックだったことになる。
県警もスナックが交際の拠点だったとみており、女を取り巻く複雑な交際関係の糸を慎重に解きほぐそうとしている。
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