鳥取連続不審死 「58歳男性から殺害依頼」35歳女が近所の住人に相談
2009/11/06 02:02更新
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鳥取県警に詐欺容疑で逮捕された鳥取市の元スナック従業員の女(35)の周辺で男性3人が相次いで不審死し、遺体から睡眠導入剤や風邪薬の成分が検出された。「死」の裏側で何があったのか。女との接点が事件に結びつくのか。悲しみに暮れる男性らの関係者も静かに捜査の行方を見守っている。
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記事本文の続き 「自分を殺してくれと頼まれた」。元スナック従業員の女は10月下旬、自宅アパートの別棟で同月27日に死亡しているのが見つかった男性(58)から、病気を苦に殺害を依頼されたと近所の住人に相談したことがあった。
この男性の自宅には、女と同居していた男(46)=詐欺容疑で逮捕=も出入りしており、男性は自宅の鍵を預けるなど男女とは親しかったという。
近所の人によると、女は4年前にアパートに入居、男とは昨年8月ごろから同居するようになった。高校2年から保育園児まで5人の子供も同居していたが、部屋は8畳一間で狭く、「どうやって生活しているのか」と首をかしげる人も多かった。
アパートは、女が勤務していたスナックの女性経営者(67)が所有。家賃は2万5千円で、敷地内には平屋建ての別棟がほかに2棟あり、女は別の一部屋を物置代わりに使っていた。向かいの別棟に住む20代の男性会社員は「とても仲が良い家族に思えたが、男はいつも自宅にいて働いている様子はなかった」と振り返る。
別の住人は、男性が死亡する4、5日前にアパートの外で、女から「自分を殺してくれと男性に頼まれた」と相談された。理由を尋ねると、女は「病気だし、先が長くないから悩んでいるみたい」と話し、困惑していたという。
一方、スナックの経営者によると、女は2年前にスナックを訪れた男と知り合った。男はそれから頻繁に店を出入りするようになり、その後交際が始まったという。
女性は「今年2月から家賃を滞納することもあり、金には困っていたようだが、不審死と2人はとても結びつかない。何かの間違いじゃないか」と驚いた様子だった。
一方、10月に鳥取市の摩尼(まに)川で遺体で見つかった円山秀樹さん(57)=と同市内のアパートで同居していた女性(62)は「大切な人。毎朝、毎晩今でも悲しい」と涙をこらえながら話した。
女性は十数年前から円山さんと同居、「ひでちゃん」と呼んでいた。円山さんはかつて心臓手術をしたことがある女性をいつも気遣い「自分は先に死ねない」と話していたという。
女性によると、円山さんは鳥取市内で電気工事の仕事を営んでいた。「作業服が一番落ち着く」と話し、休日に顧客から電話があっても断ることはなく、雪が降る日でも仕事に出掛けていたという。
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