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柴田恭平、三浦浩一ら輩出 伝説の「キッドブラザース」復活!
2010/02/09 21:26更新
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俳優の柴田恭平(58)、三浦浩一(56)らが所属していたことで知られるミュージカル劇団「東京キッドブラザース」。1968年に旗揚げ後、日本のみならずニューヨークのオフブロードウェーでも公演を成功させるなど、日本の演劇界をリードする存在だったが、あるきっかけから、後継者が劇団を復活させていた。
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記事本文の続き 劇団は2000年、主宰者だった東由多加さん(享年54)の死を契機に解散したが有志によるファンサイトが開設され、アクセス数は月に数万件も。いまなお根強い人気を誇る。その伝説の劇団が、昨年末に9年ぶりの復活を果たした。カリスマ演出家でもあった東さんが、生前にキッドブラザースの名の継承を唯一許した人物によってである。かつて劇団に所属していた小松伸(40)だ。
高校生のころ、東さんと知り合い東京キッドブラザースに入団。直後に弟分として「横浜キッドブラザース」を立ち上げた。小松はこう語る。
「当時、人気だったうちの劇団をまねて『大阪キッドブラザース』という劇団が出てきたんです。それに怒った東さんが“勝手に名乗りやがって! だったら小松、キミがやれ。お前どこの出身だ?”って。僕が横浜です、と答えると、“じゃあ横浜キッドブラザースだ!”と」
87年から3年あまり活動。最盛期にはどこの小劇場も満員になったという。
入団当時トップに君臨していた柴田とテレビで共演するなど、順調なキャリアを歩んだかに見えたが、やはり芸能界を生き抜くのは大変だった。飲食業や住宅販売業など、ショービジネスとは無縁の世界へ。そんな小松がキッド復活を思い立つ転機が訪れた。
「2年前、大腸がんと診断された腫瘍が奇跡的に治ったんです。医者も不思議がるほどでした。生かされているんだ、と感じると同時に、これからはやり残したことをやろうと強く思いました」
そこからは、キッド復活に向け東奔西走。ゼロからのスタートだったが、昨年クリスマスに旗揚げ公演をするまでに。
「最初の作品には、東さん原作の『哀しみのキッチン』を選びました。2日間だけの公演でしたが、熱烈なキッドファンから、もう一度観たいという声が鳴り止まず、追加公演も決まりました」
柴田の役を小松が再び演じた。柴田と小松の姿がダブり、「まるで当時のキッドをみているよう」とかつてのファンも感動しきりだった。
◇
「哀しみのキッチン」の追加公演は11~13日の3日間。横浜・サンフォニックスホール。問い合わせは、(電)03・5545・3856。
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