紫綬褒章 松坂慶子さん 応援と支え「家族に感謝」
2009/04/28 10:00更新
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「まだよくのみ込めないというか。自分の身に起きることとは予想していなかったので…」。受章の報にも、あくまで控えめだ。それでも、20代で共演したころは「後光が差して見えた」という大先輩、東山千栄子さんの名前を過去の受章者で見つけたときは「ピョンピョン跳ねたいくらいうれしかった」と笑う。
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記事本文の続き 中学生で劇団ひまわりに入団し、テレビデビュー。以来42年間、コメディータッチの作品にも挑戦しながら、優しい母親や陰のある女性など多彩なキャラクターを演じ分けてきた。思い出深い作品を挙げれば限りないが、ヒロインを演じた「蒲田行進曲」では、立ち見客が映画館からはみ出すほどの盛況で、後方ドアを開けたまま上映していた光景が忘れられない。
「節目ごとに新しい道を開いてくれるような作品に出合えて、それをみんなが応援して助けてくれたから、演じ終えることができた。本当に感謝です」
苦しい時も励まし続けてくれた母は90歳、多忙な生活で苦労をかけた娘たちも14歳と17歳になった。「紫綬褒章ってすごいんだね」。インターネットで調べ、拍手で祝ってくれた家族には、感謝の言葉で返した。「ママ一人でもらったんじゃないの。みんなが協力してくれたから続けてこられた。ありがとう」
市民参加の朗読劇を手がけるなど、キャリアとともに活動の幅は広がり続けるが、「一つ一つ丁寧に続けていきたい」。好奇心を秘めたまなざしでほほ笑んだ。
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