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大納会にファン大挙!?東証が頭悩ます“遼くん人気”
2009/11/25 23:32更新
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東京証券取引所で12月30日に行われる大納会。毎年、時の人をゲストに招いて1年の取引を締めくくっているが、今年は賞金王争いを演じる人気プロゴルファー、石川遼選手(18)に白羽の矢が立った。「その躍進ぶりにあやかりたい」とは東証関係者。2010年の株価上昇を期待しての人選だったようだが、東証はファンが大挙してきた場合の対応に頭を悩ませている。
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記事本文の続き 東証が大納会でゲストを呼ぶようになったのは02年から。
かつて取引所内の立会場で売買注文を処理していたころは、証券会社のいかつい面々が大勢集まり、手締めをしていた。しかし、取引のシステム化に伴い、1999年に立会場は閉鎖。2000年には「東証アローズ」という、株価ボードが寂しく回転するガランとした多目的ホールに衣替えした。
「立会場だったホールで引き続き大納会は開かれているが、ガランとしていて1年の取引を締めくくるにはあまりにも寂しい。その寂しさを補う形でゲストを招くようになった」(兜町関係者)という。
栄えある1回目のゲストは、プロ野球・巨人終身名誉監督の長嶋茂雄氏(73)。その後、病に倒れたものの、アテネ五輪の野球日本代表監督に就任が決まったばかりだった。
翌03年末の大納会には宇宙飛行士だった毛利衛氏(61)とホンダの二足歩行ロボットASIMO(アシモ)、04年末はアテネ五輪男子柔道で金メダルに輝き、3連覇を成し遂げた野村忠宏選手(34)-と歴代のゲストは多士済々だ。
いずれの年も翌年の株価上昇という願いを込めた人選だが、実際の株価はどうだったのか。
長嶋氏を招いた02年末のころは、IT(情報技術)バブル崩壊後の底値で、以来上昇基調が続いていた。しかし、08年の金融危機でその上昇分は帳消しに。今年は11月24日現在、9500円を割り込んでおり、3年連続のマイナスは回避したいところだ。
ゲストと大納会の翌年の株価の上下に直接の因果関係はないだろうが、市場では長引く株価低迷をのろってか、「ゲストが年々小物化しているのでは」「ゲストにとって大納会が活躍のピーク」などと、口さがない向きもいる。
ある証券マンは「今年の石川選手には、来年のますますの活躍と株価回復により、こうした流言を払しょくしてほしい」と話している。
ところで、東証の目下の悩みは、大挙して押し寄せるであろう「遼君ファン」をどうさばくかということ。
普段、大納会の会場となる東証アローズやアローズを見下ろすことのできるスペースには一般来場者が自由に出入りできるが、収容人数は最大でも500人程度。新型インフルエンザ感染の心配もあり、東証では「入場に規制を設けるべきかどうかを検討中」という。
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