ハンバーガー2社 割安感薄れ上値重く 注目株
2009/08/21 09:09更新
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日本マクドナルドホールディングス(コード2702、ジャスダック)、モスフードサービス(8153)のハンバーガー大手2社の上値が重い。日本マクドナルドは09年1~6月期の連結営業利益が33%増、モスフードは09年4~6月期の経常利益が前年同期の3.3倍と、直近はいずれも好決算だった。それにもかかわらず株価が伸び悩んでいるのは、すでに市場で好業績が織り込まれ、割安感が薄れているためだ。
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記事本文の続き 日本マクドナルドは20日、前日比1円高の1731円で終えた。5月15日の取引時間中につけた年初来高値の1966円から1割以上も低い水準にある背景には、PBR(株価純資産倍率)が1.6倍超となるなど「割安な水準ではなくなった」(中堅証券)ことがある。
このほか、6月の既存店売上高がマイナス4.4%と、14カ月ぶりに前年同月を下回り、外食産業で独り勝ちしてきた“神話”に陰りが見えてきたことも影響した。発表の翌営業日に当たる7月13日は、55円安の1695円まで売られた。
6月は主に1800~1900円台で推移していたが、7月は1700円台を中心に推移。今月5日に発表した7月の既存店売上高は再びプラスに転じた。翌6日は40円高の1763円まで買われたが、その後の上値は重い。
一方、「モスバーガー」を展開するモスフードサービスの20日の終値は、7円高の1569円。同社の既存店売上高はここ数年、マイナス基調にあったが、昨年11月からプラスに転換。値上げで単価が改善したほか、国産肉にこだわったハンバーガーなどの新商品が好調だったことが要因だ。これに伴って株価は昨年11月の1200円台から上昇を続けていた。だが、6、7月の既存店売上高が前年割れしたことなどから、直近は1500円台で足踏みしている。
競争の激しい外食産業で“勝ち組”とされるハンバーガー大手だが、これまで以上に緻(ち)密(みつ)な商品・店舗戦略がなければ、さらなる上値を目指すことは困難だ。
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