寒波で“あったか商戦”好調 コタツで鍋物とネット
2012/02/04 09:36更新
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日本列島を寒波が襲う中、暖が取れる“あったか商品”が売れている。鍋物関連の食材や防寒衣料のほか、寒い中を出かけなくてもインターネットで注文できるネットスーパーの利用が急増。家電量販店ではコタツが飛ぶように売れており、「『出不精』はコタツで鍋物とネットスーパー」といった傾向が垣間見える。
イトーヨーカドーは2月に入り、ネットスーパーの受注件数が前年同期比30%増で推移している。米や水など通常の売れ筋に加え、鍋物用の野菜や調味料といった食材が中心で、豪雪の東北地方で利用が増えている。イオンも同様の傾向があり、受注件数は20%増。「従来の顧客が利用回数を増やしたほか、新規も多い」(担当者)という。
家電量販大手のビックカメラでは1月、エアコンの売上高が前年同月比50%増になったほか、石油ストーブ・ファンヒーターが20%増など、暖房器具が売り上げを伸ばしている。
冷え込みが厳しくなった同月下旬からの伸びが顕著。とりわけコタツは2.5倍と飛ぶような売れ行きで、担当者は「部分的でも即効性の高いコタツに客が流れている」とみる。
寒さで鍋物が恋しくなる季節だけに、関連食材の売れ行きも好調。東日本大震災後に自宅で食事をとる傾向が強まったことに寒波が拍車をかけた格好で、セブン-イレブンでは、ホット飲料や電子レンジで温めるタイプのめん類、鍋物用調味料の売上高が前年同期比10%増で推移している。
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記事本文の続き コートや機能性肌着など冬物衣料も堅調で、百貨店大手のそごう・西武では、前年同期比7%増。特に婦人コートは都内主要店で同17%増と急伸した。客足は1月下旬の降雪でいったん落ちたが、月末にかけて「冷え込みの強さに合わせるように売り上げが回復した」(担当者)という。
また、カジュアル衣料「ユニクロ」も機能性肌着ヒートテックが売れており、1月の既店売上高は前年同月比7.9%増。2月末には過去最高となる1億枚の販売目標を達成する見通しだ。
3日に気象庁が発表した週間天気予報によると、4日以降は北日本を中心に寒気の影響が強く、週後半にかけ再び荒れた天気や大雪となる恐れがある。小売業界は2月の厳冬期を迎え、「商戦はこれからが本番」とみている。
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