イオンは赤字、セブンは減益 小売り2強が中間決算総崩れ
2009/10/06 21:51更新
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小売り2強のイオンとセブン&アイ・ホールディングス(HD)の平成21年8月中間連結決算が出そろった。個人消費の低迷に加え、夏の天候不順などによる販売不振が直撃。6日発表したイオンは中間期として2期連続の最終赤字に沈み、セブン&アイも主力のコンビニエンスストア、スーパー、百貨店が軒並み減収減益に陥った。両社ともコスト削減や事業の構造改革などに取り組むが、消費者の低価格志向は強まる一方で、業績の先行きは不透明感が増している。
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この日、都内で開いた決算説明会でイオンの岡田元也社長は、復活に向けてこう宣言した。カジュアル衣料店「ユニクロ」のように原料調達、製造、販売までを自社で管理するSPA(製造小売業)と呼ばれる手法で作ったプライベートブランド(PB、自主企画)のカジュアル衣料を集積した売り場を拡充する考えなどを披露した。
中間期の売上高は、中間期の連結業績の開示を始めた8年以来初めて減収に転じた。落ち込みの最大の要因は主力の総合スーパーを中心とした総合小売り事業の低迷。880円の格安ジーンズなどPBを中心に低価格商品を積極投入した結果、「ジャスコ」などを運営する小売り事業子会社のイオンリテールの客数は0・7%伸びた。だが、売り上げ増にはつながらず、既存店売上高は衣料品が9・6%減、堅調だった食料品も3・9%減少した。
一方、セブン&アイは最高益を更新した21年2月期から一転し、減収減益に陥った。失速が続く百貨店に加え、総合スーパーのイトーヨーカ堂が初の赤字に転落。頼みのセブン-イレブン・ジャパンを中心にしたコンビニも天候不順による飲料の落ち込みなどで営業利益が10%も減った。両社ともコスト削減や業態転換など構造改革が待ったなしの状況。イオンの岡田社長は「衣料や農産物など顧客視点の売り場改革を推進したい」と意気込んだ。
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