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学生フリーペーパー日本一 勢いの「おてもと」に
2011/12/27 21:23更新
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学生フリーペーパーの日本一を決める「Student Freepaper Forum 2011」(SFF)の最終審査イベントが27日、横浜市中区の赤レンガ倉庫で開催された。審査の結果、グランプリに「おてもと」、準グランプリに「孫心」が選ばれ、会場に集まった学生ら約400人から盛大な拍手が送られた。
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記事本文の続き SFFでは、北海道から沖縄までのフリーペーパー80誌が、創造性やターゲット性など5基準で審査。この日の最終審査では、1次、2次審査を勝ち進んだ「AIZU」「孫心」「潮騒喫茶」「おてもと」「Sai」の5誌がプレゼンテーションし、編集方針などをアピールした。
グランプリの「おてもと」は編集部の学習院大4年、猪俣貴寛さんらがヒップホップに乗せて、自由な編集方針をPR。コピーのモノクロ印刷、手書きもたくさんある学生らしい紙面だ。
審査員で、グラフィティマガジンズの鈴木俊二代表は「パッと見て手に取りたくなる見た目と、学生にしかできない面白さ、勢いがある」と絶賛。猪俣さんは「自分たちが楽しめるバカなフリーペーパーを作ったから、(受賞は)信じられない。趣味系フリーペーパーの形を打ち出せたのはうれしい」と喜びを表した。
認知症の人とのコミュニケーションツールという新しい視点を打ち出したのは、準グランプリの「孫心」。「介護者に使ってもらえるフリーペーパー」として、高齢者への話題や、認知症についての情報を掲載した。
審査員を務めたリクルートのフリーペーパー「R25」の藤井大輔編集長は「コンセプトが明確で、フリーペーパーである必然性とビジネスの拡張性があった」と評価。「孫心」編集部の明治大4年、木村亮太さんは「どのコンテンツが受け入れられるのか、フィードバックを得るのが難しい。今後の課題だ」と話した。
また、産経デジタルから、誌面と同時にウェブ展開も評価するiza賞が「潮騒喫茶」に贈られた。「潮騒喫茶」編集部の国際基督教大3年、中辻由紀さんは「ウェブにも力を入れているところを評価してもらえた。ぜひみなさんに見てほしい」という。
今年は対照的な2誌がグランプリ、準グランプリに輝いた。審査員のアートディレクター、寄藤文平さんは「思いを伝えたい、表現したい気持ちがある。意義のある活動もいいが、みんなで意味のないものを作るのもいい」と講評。コピーライターの谷山雅計さんは「じっくり見なくても、薄目でもおもしろさが伝わることが大事だ」と学生らにエールを送った。
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