ネタ作りで一日の長?“芸人小説”花盛り
2009/09/17 23:25更新
このニュースに関連したブログ
関連フォト
記事本文
お茶の間で人気の若手お笑いタレントが続々と小説家デビューを果たしている。話題性だけではなく、ネタ作りで培ったストーリー構成力や会話の妙を評価して執筆を持ちかける出版社が増えているためだ。出版不況下でもヒットを連発する“芸人小説”の存在感がにわかに高まってきた。
関連記事
記事本文の続き 出来心で豪邸に空き巣に入った大学生が、意外な人と出くわす…。大まじめな人物が演じるどこかズレたやりとりを面白おかしく描く「エスケープ!」(幻冬舎)。7月の刊行からわずか1カ月で増刷がかかった話題作を書いたのは、バラエティー番組でも活躍する人気お笑いコンビ、アンジャッシュの渡部建さん(36)だ。「ストーリー性豊かなコントにひかれた」という編集者の依頼を受け、テレビ収録などの合間に執筆。約2年かけて原稿用紙350枚の長編を書き下ろした。
「16年間で培ったお笑いのノウハウをすべてぶつけた」と渡部さん。「舞台でやるコントとは違い、文章のみの小説は場面や時間も自由に変えられるのが面白い。芸人として勝負できるフィールドが広がるから、機会があればまた挑戦したい」と意欲をみせる。
ブームの火付け役は、平成18年に刊行された劇団ひとりさん(32)の「陰日向に咲く」だ。後に映画化され100万部を突破するヒットを記録。その活躍に触発されたタレントと、話題性を見込む出版社の思惑が合致する格好で、今年に入って刊行ラッシュが起きている。
インパルスの板倉俊之さん(31)は6月末、近未来を舞台にしたハードボイルド小説「トリガー」を刊行。8月には鳥居みゆきさんの初の掌編集「夜にはずっと深い夜を」も出た。処女小説「ドロップ」が映画化された、品川庄司の品川ヒロシさん(36)が18日に出す第2作「漫才ギャング」が、新人では異例の初版5万部からスタートするなど、売れ行きも軒並み好調だ。
タレント本に多かった自伝スタイルが少ないのも特徴で、作家としての潜在能力を高く評価する声も多い。「日々コントのネタ作りをしているだけに、言葉がポンポン出てくる。書くことへの抵抗がなく、会話も非常に巧み」とは、「トリガー」を担当したリトルモアの編集者、藤井豊さん。エンターテインメント小説の動向に詳しい、元「小説新潮」編集長の校條(めんじょう)剛さんも「本になじみの薄い若い層にファンが多く、部数が計算できる手堅い書き手。有名人の中でも俳優よりも読者の笑いのツボを知り尽くし、期待に応えられる器用さがある。出版社側が質を下げない努力をすれば、今後も支持されるのでは」とみている。(海老沢類)
広告
関連ニュース
| タイトル | 更新日付 | 補足情報 |
|---|---|---|
| 【サブカルちゃんねる】ザ・ニュースペ… | 09/16 19:20 | |
| 吉本芸人開発弁当、ファミマで15日か… | 09/15 14:46 | |
| 吉本芸人ユニットがテレビで初生歌を披… | 09/10 12:42 | |
| 爆笑問題・太田“総理”、石破農相を芸… | 09/04 12:19 |
このニュースのブログエントリ
イザ!ブログ
-
「発散」「社交」「エクササイズ」- [面白き ことも無き世を]
- ◆ 色んな意味で感じ入る。音楽のことはよく分からんが、マーケティングに則った “…
ichigen-sanさん


























