「再捜査権限ない」 ホワイトハウスが下院委員会に書簡

 【ワシントン=住井亨介】米ホワイトハウスは15日、トランプ大統領らによる司法妨害の疑いなどの調査のため資料提出を求めていた下院司法委員会のナドラー委員長(民主党)に対し、「議会による調査とは、司法省による徹底的な捜査を権限もなく再捜査することではない」とする書簡を送った。

 同委員会は、トランプ氏の親族や関係団体など81の個人・団体に対してロシア側との接触やロシアでの不動産事業などについての資料を要求していた。書簡は「要求は立法府としての正当な目的を欠き、議会の権限を越えている」「委員会は捜査機関ではない」などと批判したうえで、「法の支配にかんがみて委員会の余りに広範な要求には応えられない」とした。

 ただ、要請の範囲を狭めて法的根拠を示すことを条件に、委員会の調査に応じることに含みを残した。

 ナドラー委員長は米CNNテレビの取材に「ホワイトハウスはトランプ大統領は王様だと言っているようだ」と非難した。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ