南北首脳会談 金正恩氏、ハート作りに四苦八苦、文在寅氏に1泊延長を提案…同行者が秘話披露

 【ソウル=桜井紀雄】平壌で18~20日に行われた南北首脳会談で、北朝鮮側がさらに1泊滞在を延ばすよう韓国側に提案していたことが分かった。最大限、誠意を尽くす姿勢を示すことで、文(ムン)在(ジェ)寅(イン)政権の取り込みを確実にする思惑があったようだ。

 会談に同行した大統領府の金(キム)宜(ウィ)謙(ギョン)報道官が21日、北朝鮮側関係者の話として記者会見で明らかにした。文大統領一行は20日に中朝国境にある白(ペク)頭(トゥ)山(サン)を訪問。関係者は「さらに延泊する場合に備え、準備しておくよう指示された」と話したという。報道官は、韓国側の事情で延長提案に応じられなかったと説明した。

 2007年に当時の盧(ノ)武(ム)鉉(ヒョン)大統領が訪朝した際も金正(ジョン)日(イル)総書記が滞在延長を提案したことがあった。

 報道官は、白頭山で記念撮影する際、金正(ジョン)恩(ウン)朝鮮労働党委員長が、韓国で流行する2本の指でハートマークを作ってポーズを取るのに苦労したとの逸話も紹介。正恩氏は「どうやるのか」と金報道官に聞きに来て「私はマークができない」とこぼしたという。

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