2032年五輪の南北共同招致へ 韓国担当相が提案方針を表明 30年W杯の日中との共催も

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の都鍾煥(ト・ジョンファン)文化体育観光相は12日、2032年夏季五輪を北朝鮮とともに招致し、南北共催を目指す考えを表明した。日中韓スポーツ担当相会合に出席するため、訪れた東京で韓国記者団に明らかにしたと、聯合ニュースが伝えた。18日から平壌で開かれる南北首脳会談の際に、北朝鮮側に提案する方針。

 32年の五輪に関し、ソウルと平壌で分散開催する構想だという。30年のサッカー・ワールドカップ(W杯)についても、南北に日本と中国を加えた北東アジア4カ国で共催する案を提案する意向を示した上で、「平和の流れを維持し、北東アジアの平和を朝鮮半島の平和と結び付けられる」と強調した。

 20年の東京五輪でも、南北選手団による合同入場行進や南北合同チームで出場できる競技を増やすため、五輪組織委員会など、日本側に支援を求めていくことも明らかにした。

 都氏は12日、林芳正文部科学相と会談し、スポーツ分野での協力策を協議した。

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