米朝首脳会談 「トランプ大統領は拉致被害者の帰国について明確に発言」「金正恩氏もはっきり返事した」ポンペオ米国務長官が説明

 【ソウル=千葉倫之】河野太郎外相は14日午前、訪問先のソウルで米国のポンペオ国務長官、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と日米韓3カ国の外相会談を行った。ポンペオ氏は会談後の共同記者会見で、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による米朝首脳会談に関し、「大統領は拉致被害者の帰国について非常に明確に発言し、金氏もはっきり返事をした」と明かした。返事の内容には言及しなかった。

 日米韓外相会談ではポンペオ氏が米朝会談の詳しい内容を説明。3氏は、米朝会談で発出されたシンガポール共同声明を歓迎し、北朝鮮の非核化へ緊密に連携していく方針を確認した。

 ポンペオ氏は会見で「北朝鮮が完全に非核化したということを示すまで制裁を解除することはない」と強調。非核化の方針で日米韓に相違はないと強調し、河野、康両氏も同意した。

 河野氏は会見で、北朝鮮との対話について「拉致を含めた問題解決につながる形で首脳会談が実現されればいい。その方向で調整が行われることになる」と述べた。具体的な日朝接触については「今の時点で直接のハイレベル対話を検討していることはない」とするにとどめた。

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