朴槿恵被告 意地の出廷拒否 聖書と「徳川家康」熟読の心理は…

 【ソウル=名村隆寛】韓国の前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告に懲役24年の実刑を言い渡した判決公判は、被告が出廷を拒否し不在のままという異例の状況で行われた。

 昨年5月の初公判以降、朴被告は法廷で「後で話す」と短く話す程度で、紙に何かを書いたり消しゴムで消したり、物憂げな表情やしぐさが目立った。事件の中心人物である親友で元実業家の崔順実(チェ・スンシル)被告とは目を合わせさえしなかった。

 そんな朴被告は、昨年10月16日の公判を最後に法廷に姿を見せていない。この時、勾留期間が最長6カ月延長されたことに対し朴被告は「受け入れられない。法治の名を借りた政治報復は私で最後になるよう望む」と批判。初めて4分余り陳述した。

 また、「勾留され裁判を受けてきたこの6カ月間は惨めで、全ての名誉と人生を失った」「今後の裁判は裁判所の意向に任せる」などと述べた。弁護団辞任と法廷ボイコットの宣言だ。以後、国選弁護人が裁判所によって選任されたが、朴被告は国選弁護士と面会しなかったといわれる。

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