これが韓国だ (1)約束守らない(2)自己都合で正当化(3)日本を振り回す(4)誠意を踏みつけ

 しかも、日韓合意で韓国が「解決されるよう努力する」と約束した日本大使館前の慰安婦像は放置されたままで、合意1年後の2016年12月には日韓合意の精神に反し、釜山の日本総領事館の前にも慰安婦像が設置された。いずれも外国公館前での侮辱行為を禁じたウィーン条約に違反している。しかし、今回の韓国政府の方針では全く触れられていない。

 韓国はどういうことか、現在、10億円の扱いなど自国の合意履行の打ち消しに躍起となっている。ましてや、慰安婦像の問題解決への努力なんぞ、相変わらず“知らぬ顔”だ。言い換えれば、朴槿恵(パク・クネ)政権がやったことの否定に懸命で、しかも、それに日本を巻き込み、付き合わせようとしている。

 1年前、本コラムで筆者は次のように書いた。その前年(2016年1月)に書いた文章についてだ。

 「ちょうど1年前(同)に本コラムで筆者はこう書いた。『韓国は慰安婦問題を最終的に解決できるのか』『政府間で合意した問題の最終解決が、韓国側では“遠のく兆し”さえ見え始めている』と。悪い予感はどうやら当たってしまいそうだ」(2017年1月21日、【ソウルから 倭人の眼】)

 ややこしいが、2015年12月の日韓合意の直後の16年1月の時点で、問題の最終的な解決がすでに疑わしく思えた。さらに、その1年後の17年1月には釜山の日本総領事館前への慰安婦像設置を受け、1年前の予感が当たりそうだと感じたというものだ。

次ページ当初の予感からまる2年。悪い予感はやはり的中した

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