“意識高い系”が飲む未処理の湧き水 「糞便、寄生虫だらけ」専門家らと大論争

【World面白】

 高齢社会の進展を受けてか、日本は昨今、健康ブームに沸いている。週刊誌では常に健康に良い食べ物や運動法などが大々的に紹介され、テレビでも健康に関する話題が目立つ。

 そんななか、欧米では最近、“健康と水”をめぐって大きな論争が起きている。

 どういうことか?。米ではいま、濾過(ろか)や殺菌処理がなされていない自然の泉からの“湧き水”を、健康に良いとの理由で大々的に販売する新手のビジネスが登場。

 これが西海岸などで高い人気を集めているのだが、この未処理の“湧き水”を巡り、支持派と反対派が対立しているのだ。

 “純水”すぎる…糞便、寄生虫

 昨年の12月29日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)や1月2日付の米経済系ニュースサイト、ビジネスインサイダー、同4日の英紙デーリー・メール(電子版)などが伝えているのだが、この“湧き水”、グーグルやアップルといった名うてのハイテク企業の本拠地で知られる米西海岸のシリコンバレーで一大ブームを巻き起こしているという。

 約3年前、米サンディエゴの企業が手がけたのが始まりだが、売り上げが倍々ゲームで増加。シリコンバレーを含むサンフランシスコのスーパーマーケットでは、米の「ライヴ・ウォーター」という振興企業の“湧き水”(オレゴン州のオーパル・スプリングスから採取)を販売している。

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