上院共和党最長老が引退表明 元大統領候補のロムニー氏が出馬へ?

 【ワシントン=加納宏幸】米上院共和党の最長老で西部ユタ州選出のオリン・ハッチ財政委員長(83)は2日、現在7期目の任期が切れる来年1月に引退するとツイッターで表明した。今年11月の中間選挙では、2012年大統領選でオバマ前大統領に共和党候補として敗れたロムニー元マサチューセッツ州知事のユタ州からの上院選出馬が取り沙汰されている。

 ハッチ氏は昨年12月、法人税の大幅減税を柱とする税制改革法の成立に財政委員長として力を尽くし、トランプ大統領も信頼を寄せてきた。一方、ロムニー氏は16年の大統領選で共和党員にトランプ氏の候補指名阻止を訴えた。

 ロムニー氏はユタ州を本拠地とする末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の教徒のため、出馬を決めれば有力候補になるとみられ、バノン前首席戦略官兼大統領上級顧問らトランプ氏周辺は上院議員として大統領批判の急先鋒(せんぽう)になることを懸念する。トランプ氏はハッチ氏に改選を目指すよう促してきた。

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