フジモリ氏恩赦 人気なお絶大の元大統領「恩赦は最高だよ」 長女・次男の名前がついた村ルポ

 ペルー政府から恩赦を受けたフジモリ元大統領の長女、次男の名前を冠した村が首都リマ近郊にある。いずれも25年ほど前、アンデス高地から過激派テロを逃れたインディオを中心とした人々が土地を勝手に占拠して誕生した村だ。フジモリ氏は大統領在任中にインフラ整備を進めるなど両村を支援、住民の多くは今も同氏を「最高の大統領」とたたえる。次期大統領選で長女、次男の立候補が取り沙汰される中、開発の止まった両村はフジモリ派、ひいてはフジモリ氏への期待を再び高めている。

 リマ市内から北へ車で約1時間走ったカヤオ市ベンタニージャ区。砂漠地帯の丘陵斜面へ張り付くように、れんがや廃材などで作った家々が所狭しと密集していた。

 ペルーではインフラ整備などを期待して時の権力者らの名前を集落名とすることがあり、フジモリ氏の次男で国会議員のケンジ氏の名前を取った「ケンジ村」はそうしたものの一つだ。

 村の入り口には野菜や生活雑貨などを売る店が数軒並び、住民らでにぎわっていた。

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