アルカーイダ系組織がトランプ批判 エルサレム首都認定で ガザからはロケット弾発射

 【エルサレム=佐藤貴生】トランプ米大統領がエルサレムはイスラエルの首都だと認定したことを受け、国際テロ組織アルカーイダ系の「アラビア半島のアルカーイダ」(AQAP)は7日、トランプ氏を批判する声明を出した。米欧に対するイスラム過激派の反感がさらに高まりそうだ。

 ロイター通信によると、イエメンに拠点があるAQAPはトランプ氏の判断について、「イスラム世界に対するあからさまな挑戦だ」とし、他のイスラム武装勢力や信徒に対し、パレスチナを支援するよう呼びかけた。

 一方、パレスチナ自治区ガザを統治するイスラム原理主義組織ハマスのトップ、ハニヤ氏は7日、「インティファーダ(反イスラエル闘争)」を行うべきだと訴えた。

 8日はイスラム教徒が集団礼拝を行う金曜日に当たり、ヨルダン川西岸地区とガザでは「怒りの日」と題して抗議行動が行われる見通しだ。イスラエルの治安部隊との大規模衝突も懸念されている。

 ロイターによると、ヨルダン川西岸やガザでは7日、パレスチナ人のデモ隊に対しイスラエル治安部隊が発砲するなどして、少なくとも31人が負傷した。ガザからイスラエル領に向けてロケット弾2発が発射されたが距離が足りず、ガザ内部に着弾したという。

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